「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

「うのん」の気象歳時記ブログの新着ブログ記事

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    墨 今は墨と筆で字を書くことが少なくなっています。 書道で墨をすって筆を持って 書いた経験は誰にも有ると思いますy。 その 墨の名産地が奈良です。 寒い季節に作られる墨です。 奈良市の三条通り 春日大社への参道に古くからの墨屋さんがあります。

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    生駒聖天さんで有名な寶山寺  大きな 寅の置物があります。

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  • 薬師寺近くの うのん から 如月のお知らせ

    今月のお勧めの本 二月堂のお水取りは 有名な奈良の冬から春になるときの行事です。 お水取り過ぎれば 春になる と云う意味のことがいわれます。 雄大な行事が感じることが出来る 内容です。 今月のお休み予定です。 2月 1日(火)    7日(月)8日(火)    14日(月)15日(火)    20... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    若草山 山麓 昔からの土産物屋さんの中に 雰囲気の素敵なお宿です。

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    春日奥山 大山山大杉は 大台ヶ原 種子島 の杉と同じ種類です 今は 立ち入ることが出来ませんが 原始林が守られています。

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    大仏殿 大きな仏像 盧舎那仏 いつ見ても大きい仏像ですね

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    東大寺 大鐘楼 大仏殿東側にある。 鐘は最初造り始めたが 成功せず 天勝4年正月に下型を造り 4月に天皇が行幸に鐘を懸し、大仏開眼に使用された。 1177年に墜落 1239年に落下 今の鐘楼は3代目である。

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    東大寺 南大門 仁王様 いつ見ても 大きく 迫力 素晴らしいお顔をです。 お勧めは夕日に照らされた時には  恐ろしいぐらいの迫力 りりしいお顔 今にも歩きだしそうです。

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    春日神社 我々は 春日さん と呼んでいる神社です 奈良公園を東側の有名な神社です

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    三月堂 東大寺のなかで最も古いと言われている。法華堂と言われているが また三月堂といわれyている。 二月堂はお水取りであるが 三月堂は東大寺の前身寺院とも云われている。迎えに四月堂があり普賢菩薩様が祀られている。 大仏殿意外にも 素晴らしいお堂があります。

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    若草山 昨日は山焼き 天恵まれ恵まれた真冬の行事でした。 若草山の表ではなく 裏山登山を 私は未経験ですが 火山であったことがよく理解できます。 奈良はむかしから 御蓋山(みかさやま)を中心とする自然信仰がある。今も山頂には浮雲宮がある。 三笠山は若草山ともいわれる。

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    三笠山 三笠山?どこに? 若草山のことです 三笠山が若草山といわれるのは 三笠宮様が誕生され 同じ名前の山を焼くことは問題出来ないことであるので 若草山となりました。 今日は 若草の山焼き 天候にも恵まれ 雄大な炎が夜空に映えることでしょう 西の京 大池畔に多くの写真愛好家の方々が来られることでし... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    萬葉植物園 万葉集に出てくる花をテーマにした植物園 春日大社の中にあります。 「奈良」の地名の起原は 「日本書記」崇神天皇10年9月条に 那羅(なら)山として記載がある。 草木を平らに踏み「なら」したことが始りと考えられる。 他に 儺羅 那良 奈羅 楢  寧楽 平 等などの表記がある。 明日は若草... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    鹿寄せ 奈良ならではの光景 今も行なわれています。 神様のお遣いと言って 大切にされています。 横断報道も鹿様優先 6月頃には子鹿が多く 歩いている姿はとても可愛いいものです。

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    若草山の山焼き 今は1月最終週の土曜日 以前は1月15日 若草山前の道すぐの場所から山頂に向かって焼かれていきました。 目の前に背丈より高い炎 迫力とありました。

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    飛火野 今よくニュース番組などでもよく見かけます。 奈良公園 南東に位置しその西側には 道を挟んで 浮見堂です。

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    春日大社 一の鳥居 春日大社の鳥居 入口です。 参道の両脇には燈籠が多くならんでいます。 奈良公園の中にある参道です。

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    猿沢池北東にある 階段を上がると 興福寺です そこに南円堂 そしてその北側に北円堂は静かに佇んでいます。 南円堂は傍に 一言観音さんには 多くの人がお詣りされています。 南円堂は西国三十三ヶ所の一つです。 さ

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    三条通りの有名な 猿沢池です その西側に 采女神社 帝に寵愛を受けていた 采女が天皇の寵愛衰えに悲しみを感じ 身を猿沢池に沈めたことを哀れんでお祀りしている 今も池の周りには 柳が植わっている。

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象あります。歳時記

    三条通り 開化天皇陵 は春日大社さんへの参道 北側にあります。 今も静寂な雰囲気があります。 聖武天皇陵も静かな雰囲気は今も変わらずあります。

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    奈良の戦前 昭和12年発行の観光絵図の復刻版です 現在旧JR駅舎は観光案内所として元の場所から北に移動 近鉄奈良駅は 地上で 近鉄ではなく 「大軌」であった  

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    本のある喫茶店 うのん を薬師寺に西側で営業しています。 大和の歴史の書物 レアものや 西の京周辺の有名じゃないけど 歴史的には興味深いスポット地元民にもあまり知られていない場所など紹介も出来ます。 もうすぐ 若草山の山焼き 奈良の写真家 入江泰吉様が紹介して有名になった 勝間田池 畔からの風景 ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    奈良の冬のイベントには 「火」が出てきます その中で 「若草山山焼き」 「二月堂のお水取り」が有名です。 この風景はよく登場させていますが 闇夜に浮かぶ 勝間田池 薬師寺の双塔 金堂 そして 大仏殿 興福寺の五重の塔とともに映る 若草山の焼く光景は 私にとって 素晴らしいものです。

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    令和4年元旦 新年明けましておめでとうございます。  奈良西の京で 大和の歴史 主に民俗学のレアな書物などを 飲物と共に見て頂き奈良の観光をより楽しんで頂きたい喫茶店です。薬師寺から勝間田池への歩く道途中です。勝間田池畔からは、若草山 東大寺大仏殿 興福寺五重塔 と薬師寺双塔 金堂の光景が平城京の... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「紀州の龍神民話」から 木地師 昔、木地師がおったわな。それはそこのリスケゴモリっていう籠りにおったわ。そこに今でも木地小屋があってよ、そこには大きな広い盆地があんのや。そこに木地師がおった。 橘川のリスケゴモリに、まん中に塚があって、そこに推喬親王の守り神であるところの榊を植えてあるんや。 リス... 続きをみる

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「紀州の龍神民話」から 不思議な鯉 明治22年の大水害が起こる前に、日高川を黒と赤の二匹の大鯉が川下からのぼっているという噂がひろがり、川辺の人々が大さわぎをしたそうです。 やがて、下柳瀬にも姿を見せ、あまりのおおきさにヒシで突くこともできず、鉄砲をもって追いかけ回したそうですが、不思議にも大鯉は... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳さい

    「紀州の龍神民話」から やまんば 子とろ子とろ どの子をとろか あの子にしよか この子にしよか 子とろ子とろ やまんばはこう歌いながら、山から里へ出て来て、子どもとったって言うんですわ。ほいで、子ども連れてかれたら、どうして放してもらったかって言うと、やまんばの口へ向かって、 「大口の神さま、お許... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    今朝の寒さで睡蓮鉢氷はってました

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「紀州の龍神民話」から やまんば 昔の人の言い伝えではよ、やまんばは大きな口して、白い白髪髭はやして、青い顔していたって言うのら。やまんば、あんまり奥山にはおらんだ。ほいで、里山の堅い木のあるとこに住んどったと。山へ行くとよ、樫の木とか榊、みずめとか堅い木があってのら、その木の元に、つぶつぶができ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「紀州の龍神民話」から カマイタチ わしは、かまれたことないけども、ちょこちょこかまれたのを見たわ。 60年も前の話や。 時候的には寒い所で、普通に外で遊んでる時に倒れると、きっと切れとんのや。鎌のかっこうにかぎ形になって、切れとんのや。ほかに何も切れ物はないんや。 わしら、子どもの時、 「風のき... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「紀州の龍神民話」から 小川万助と天狗 天狗は人つれて行くなあ。わしとなだいぶ若いかたでね、小川万助っていうかただったんや。それが、おばあさんと二人おってね。万助がどころへ行っておらんようになったんじゃいうんですらよ。よわったなあ、万助おらんというのなんとな、ということでね、それからね、聞いてみた... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「紀州の龍神民話」から ゴウラと福井の殿さん この下っつらの部落にね、牛淵っていうてね。この下の部落に福井殿っていう人のお城があって、ある時、白い馬を殿さんがこうとって、夏になったら牛淵へ水浴びせに行ったら、ある時にその白馬がびっくりして上へ飛び上ってきた。ほいて殿さん何事じゃって見たら、ゴウラが... 続きをみる

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「紀州の龍神民話」から ゴウラ淵と龍蔵寺 この上にね、重助、庄助、竹蔵て三人兄弟があって、時に盆の十三日「やで。盆の十三日には、この辺では川へ行かれん。魚は食われんてからいうたんや。そやけどその人らは、どういう訳か知らんけどな、盆の十三日に川へ行たんやと。 魚の大きなんが、一面にいたらしんや。そし... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「紀州の龍神民話」から 河童 ゴウラ カッパのこたぁこの辺ではゴウラ、ゴウラていうたの。 のう、子供から小学一、二年になったら、川へ、夏ぁ泳ぎにいこう?(ここたりで泳いだらゴウラにシリネンド引き抜かれるど)てちゅうこた、よう親ら言うたの。ほいじゃその人等、尻ネンド引き抜かれたってこたきいてないけど... 続きをみる

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「紀州の龍神民話」から 「河童」 ゴウラ 川にはゴウラというものがおるっていうこと、わしら親から聞いた。 川へ長いこといて泳ぎおったらゴウラが出てきて、尻ネンド抜かるるで、はよ帰ってこいよっていわれた。どがいな姿じゃっていうこと親らもしらんのじゃし、我々も知らんのじゃが、とのかく、牛の尻をかいつい... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「紀州の龍神民話」から 大蛇 寒川の土井の十代程も前の話じゃが・・・・・。 寒川大海さんて、あの人ゃ大へん川好きじゃてんて言うの。武士でもえらい人じゃさか、いつでも大ぜいの人がいて、夏になったら、輩下を連れて滝山へ、あこへ魚とりに行ってんちゅうの。 その当時ゃ、川へ行くにもワラジはいて行った。寒川... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「紀州の龍神民話」から 瀬戸の滝の蛇(じゃ) いつの昔や知らんのやけどなァ。大昔のことやけど、ものすごい旱魃があってからのう。これじゃどうもならんということで、雨乞するのによう。柳沢という谷の奥の瀬戸の滝に雨乞をのう、したんです。山伏かお坊さんかそこのとこはっきりせんのやけどのう、たのんで、村の人... 続きをみる

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    「紀州の龍神民話」から 七つ釜の滝の大蛇 おじいさんが七つ釜の淵へアメノウオ釣りに行ったんやの。そいたら淵の上にこけのはえた太い胴木が橋になっているんやて、その枯れた木を渡って行ってアメノ魚釣って帰ってきてからまた、四、五日してから釣りに行って、この前渡った胴木渡ろ思たら、その枯れた木がないんやて... 続きをみる

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    「紀州の龍神民話」から 七つの頭の蛇 小又川の奥のナナツガマっていうとこに、七つの頭のある蛇がおるということや。岩があって名、岩から岩へヒョイッと飛べそうなんやけど、とても気持ちの悪いとこなんで飛んだ人ないんやけど。そこに七つの頭の蛇がおった。わりあいに胴も大きくなけりゃ長うもなかった。とにかく、... 続きをみる

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    西の京周辺です。 有名じゃないけど歴史上のかくれたスポットです。 西の京に訪れられたら 是非行って頂きたい所です。 まだまだ 面白い所あります。 平城京時代の西です。宮人が憩いを楽しんだ場所です。

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    「紀州の龍神民話」から 薬屋さんに化けた狸 むかしは、医者ないさか大和や富山から、置き薬屋さんがどんどん来たんや今でも来ますけどんねえ、ここから真妻ていいう所へ行って薬屋さんの泊まる宿はきまっとった。 ある日、宿の兄貴が道歩いとったら狸の子が道でうろついとるさか、面白半分に石うつけたら死んだんや。... 続きをみる

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    「紀州の龍神民話」 大蛇 寒川の土井の十代程も前の話じゃが 寒川大海さんて、あの人々大へん川好きじゃってんて言うの。武士でもえらい人じゃさか、いつでも大ぜいの人がいて、夏になったら、童下を連れて滝山へ、あこへ魚とりに行ってんちゃうの。 その当時ゃ、川へ行くにもワラジはいて行った。寒川大海さんもワラ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「紀州の龍神民話」 大蛇 龍神温泉の下の村に湯の又と言う、ふちがあるんやが、そこの話じゃたんゃ。 村の娘は、親に隠れて、チョコチョコと外出するんで、母親が困りはてた。 ある日。 娘の寝ているときに、着物の裾へひもを付けちゃあと。母親はひもをたぐっていったら、ふちの中まで垂れていた。ほいて、そのふち... 続きをみる

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    「紀州の龍神民話」 送り狼と送り雀 送り狼にはよ、二通りあんね。一つは善意の送り狼。チーン、チーン、チーンって、それは送り狼がきとるということを予測しうる雀がおるわけよ。後ろでチーン、チーン、チーンって、気をつけなさいよ、後ろへ狼がおりますよっていうことを予知してくるる雀、送り雀がおるわけよ。まあ... 続きをみる

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    「紀州の龍神民話」 送り狼の話 狼は絶対、人には危害を加えん。送り雀の狼も人に助けられた狼じゃの。狼が猪を喰うて歯へみて骨ささってね、難儀しよって、あの六里で「ああっ」と口はって旅人の所へ出てきてね。喰いつくんじゃないかと思ったがそうじゃない。「ああっ」って口はってるさか見てみりゃ歯のとこへ骨ささ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    紀州の龍神民話」 狼のとった猪 この尾先(尾根のこと・小家部落)は、ずっと高野山へ続いている。この尾先しか高野山へ続いていない。その尾先の所に、三コの松(三本松があること)という所があったわよ。そこを上の方へあがっていく狼をわしゃ見た。そいで、ばんにギャーギャーというししの鳴く声がする。そいたら、... 続きをみる

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    「紀州の龍神民話」 狼のお礼がえし ここでの話とちがうんで、忠次さんの嫁さんのおかあさん、おみねさんいうんやけど、奉公にいたあった時の話で、奉公先は十津川の金持ちの大きな農家やけど、あるとき狼が病気になって、そこの家の灰納屋へ来てねよったらしいんやのう。主人があの狼病気やさかい、食べもん持っていっ... 続きをみる

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    「紀州の龍神民話」 狼の話 甲斐ノ川の熊という人が、たぬきにだまされようがちっともさびしがらなかったけど、この下(小家部落の下)の谷のま一つ下の谷(サイの谷)の奥で炭を焼いていた。子供等も大きなって一人で焼いておったら、何ぞチリンチリンと六文銭の鳴る音がすると思って便所しがたら、ひょっと起きて戸を... 続きをみる

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    「紀州の龍神民話」 狼の話(1) むかし、おうじの方のおばあさんが、旧の正月の16日にたき木を切りにいって、狼にくわれて死んだので、正月の16日にはそんぼうに行かれんと、よういわれた。 そうぼうとは、すぐ裏の山で、正確には相福山というんやろうけども、土地の人は、みなそんぼう、そんぼう言うているんや... 続きをみる

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    「紀州の龍神民話」 狐と狸のだまし方 たのきに騙されたちゅうのは、どうなったら、滑稽なな。狐の方は悪辣な騙し方しとる。たのきは、何となしにユーモアな騙し方しとらな。狐の騙し方は人を崖から落したりちゅうような騙し方する。たのきはそがなことはせなんだ。たのきは、何せ坊主になったりな、伸び上がれちゅや、... 続きをみる

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    「紀州の龍神民話」 舟を流す狸をくくった話 かはらぼうから発電所の方へ行く道に今は橋かかって便利やけど、むかしは舟で渡ったんや、まわり道あるけど大変遠いから、そこの舟が雨降るときには舟をつないどる綱をきまって食いちぎって流されるんやの、そら狸やちゅうことがわかったんや、狸の足あとあるし、雨の時に限... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「紀州の龍神民話」 猟師の邪魔をし狸」 狸かしこいゆうても、しまいは人間にかなわんのやけどのう。何んどもやると化けの皮はげるんやな。殺生人(猟師)が山へ行ってもどうもうまいこと捕らしてくれんのやな。さあ猪や射とうとしたら、鉄砲の筒先の方へ人間が出てくる、鹿出た射とうとおもたら白い手拭かぶった姉さん... 続きをみる

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「紀州の龍神民話」 狐や狸 狐や狸はな、硫黄を持つっとたらね、化かさなんだって。昔、付け木っていうのあったでしょう。魚持っててもね、付け木持っとたらちっとも化かされなんだって。硫黄が付いてるからな。火薬が、鉄砲がこわいんかな。

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    「紀州の龍神民話」 山での話 だま谷ってとこで、一人で炭焼いてた折のことや。 夜、小屋で寝てたら、山でダアーッと、木倒す音、聞こえたよ。別に、誰かが来た押したわけやないんやけど、木倒す音聞こえるんや。 ほいて、人も誰もいてないのに、「ホーイ」って呼んだりするよなこともあったな。はっきりわからんのや... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から 師走のお知らせ

    今月のおすすめの本 一年の締めくくりのお祭り 薬師寺の双塔の話も記載あります。 今月のお休み予定 12月 6日(月)7日(火)    13日(月)14日(火)    19日(月)20日(月)21日(火)    27日(月)28日(火) 年末年始のお休み予定   12月30日(木)から1月5日(水)

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    提灯のローソクをとる狸 小家このあたりも、こんな広い道はなかったんや。明治二二年の大水害まではここらは、紙素やお茶をやってくらしていた。 そのころ、この向うからあっちゃらへ越す道あんのやそこを提灯明して通るのに、どがにしてもローソクとられたんやの、いつも取られて知っとる人やったらずーと上へさしあぐ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「紀州の龍神民話」 狸の水汲み 今は谷からきれいな上下水道引いてあるけど、昔はこのへんは日高川の水汲んでのんだんや、しかし、大水の時は川にごるので、このしもに岩の間から清水がちょろちょろ出とるその水を桶をにのて下の家からもかみの家からも汲みにいくんやの。水すくないので桶にためるの時間かかるは、そい... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「紀州の龍神民話」 頭をさげる狸 むかしは昼でも畑や山で仕事しとると、どこかの人が来てとっと頭さげるんやの、荷物もった女の人なんぞ、前の方へ来て頭さげる、ちいと近付くと後にさがる。崖のあたままでいて落ちたりして人さわがし、色々ななことしてだまかされたもんや、けど、だんだん居らんようになったんじゃ。

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    「紀州の龍神民話」 白狸 実際あったという話じゃ。甲斐ノ川の熊という人が、炭焼きをし、うちから嫁さんもつれ子もつれ弟子も一人連れて炭を焼きおった。 それは、大きな炭山じゃが、けど、誰も買う者がない。なぜ、ええ買わんにゃというと青大将がおって騙されるからええ買わん。ほいで、熊という人が、弟子と家内と... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    今月のお薦めの本で紹介?させていただいた本です。 正倉院 古代の素晴らしい文化を伝えている宝物 古代の奈良には華やかさが少なく感じますが、この宝物はそれを超越したものを感じます。 私は奈良薬師寺薬師寺西側で奈良 特にならの民族学の書物を結構多く有してご覧頂ける喫茶店をしています。 ほんとに住宅地の... 続きをみる

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    「紀州の龍神民話」 狸の穴 祇園さんの山に、狸の穴あるんやということいで、二人ほど行って、掘りやってんとう。ほいたら、ひと休みしやったら、「こんにちは」いうて、おじいさんの人が来て、「あんたらえらいことしよるけど、何をしよるんぜ」」ていうさかい、「わしら、狸掘りに来たあるんや」いうたら、「なんとま... 続きをみる

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    「紀州の龍神民話」 狐か狸に化かされた話 むかし、忠次さんと子の姉さんのこはるさんがはめて子供を産んで、わしら三人ほどで、それを迎えにいって、夜おそうなってしもうて、しばらく行きやったら、すぐそこで人声が聞こえてくるんや。あぁ、もうこはるさんらそこまできたあるさかい、ここでちょっと待とうかいという... 続きをみる

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    「紀州の龍神民話」 狸 うちのお父さん二十一のとき徴兵検査に行かなんさかい、行って山越えて晩に帰ってきたら、魚いっぱい、鰯いっぱい買うて帰ってきたら、そこまできたときによ、えらい軽いなあって後ろ見たら、魚一匹もなかったってよ。そしたら、そこの柳瀬からここまできれいなね、ボンボリみたいな火いっぱいつ... 続きをみる

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    「紀州の龍神民話」 きつねつきの話」 わしが、子供のとき、おじいさんが大病にかかって、狐につかれたんやということで、しばていいう所からおがむ人が来てポンポン太鼓たたいて、みょうけんさんおがんだんやのう。 そしたら、夜明けがた、赤と白の狐がくらいという家のはたを通って、峯の方へにげたということや。ほ... 続きをみる

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    「紀州の龍神の民話」 稲荷の化身 昔の人の言うのみね、普通の野キツネは人をよう騙さんちゅうの。昔、たいてい店屋するものは、伏見とか玉置さんとかっていう所から稲荷さんを受けて来るんやの。そいたら、昔、チギちゅうのあっつろ。それで計る時には、この稲荷さん、分銅へかいつくちゅうんやの。また、米やなんかは... 続きをみる

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    「紀州の龍神民話」 狐はビワの葉が嫌い 狐ついた人の寝室にビワの葉ァ敷いたらない。その上へ寝らんちゅう。無理に寝かしてもこけ出るとゥ。狐はビワの葉ァ嫌やわ。

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    「紀州の龍神民話」 きつねの話 きつねの話はいろいろあるで、もうまあ、生れて七〇十数年、記憶も薄れて忘れ勝ちやけど、質問されると、え、え(頭)へ沁みとるさか、ジーと浮いてくら。 狐の魂が人間にのりうつって、しゃべるとかいう様なことも現実にあったんや。その人の名前出いてもかまな、その人あとうに土にな... 続きをみる

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    「紀州の龍神民話」 集団で狐にだまされた話 これは、大正年間になってからの話じゃけどね。みんなで芝居を見た。小園の前の畑だったんじゃろなあ。そいで、みなおらんさかちゅうて、方々訪ねにいて、背中たたくまで知らなんだちゅわな。庚申さんを祠っての時やった。わしらのとこの親父らもその芝居見たんじゃ。全部で... 続きをみる

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    「紀州の龍神民話」 狐にだまされた話 今こそ道が、ずっと一筋に車通るようになってますが、昔はここまで来るのに二里ほどあるんですかなあ。その半分はほとんど坂道、下ったり上がったりね。それは小学校を卒業してからやったけどね。湯ノ又に鍛冶屋さんがあって、道具たのまれたのであって、ほいて、こっちから上がっ... 続きをみる

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    「紀州の龍神民話」 ローソクを売る狐 22年(明治)の水害までにゃ、このあたりは、こがな道(舗装道路)もなくカミソとか茶とかのはたやったんや。そこを、その、なんや、夜に畠へ来るまで、どがいにしとっても提灯を明かしたる蝋燭をキツネに取られたな。もう、よう心得とる者は、提灯をずっと上に上げるか、土にひ... 続きをみる

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    「紀州の龍神民話」 地名 瀬戸の滝 向いの谷に、瀬戸の滝という大きな滝があるんです。その滝壺に大きな洞穴がある。ものすごいもんですけども。、 そこで山の仕事しとるもんカシキがメッパ(ごはん入れる物)を流してしもて、それが大きな洞穴へすいこまれた。ところがそのメッパがここの東の上のハザという在所の吹... 続きをみる

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    「紀州の龍神民話」 娘と四人の番頭 昔、あるところにな、大きな見代の分限者がおったということやが、そこにたいがい賢うてきりょうのいええ咲(さと)ちゅう一人娘がおったんや。そいでその娘が年頃になってきたんで、婿を取らんなんようになって、まあ養子を探いてたんや。というても仲々見つからんし、わがとこの四... 続きをみる

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    「紀州の龍神民話」 タカゴエをあげるな、ナリモンをなれあすな 昔、ある村へお代官がやってくることになった時、「高声(タカゴエ)をあげるな、鳴物(ナリモン)をならな」っていうお触れが出たらしいん。ところが、みんな字ぃも読めんもんやから、いろいろと相談したらしいけど、そうしてる内に「タカゴエ」っていう... 続きをみる

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    「紀州の龍神民話」 一口話 トンボと蝉がおってのう。トンボはすいすい気持ちよさそうに空を飛びまわっているし、その下で蝉はせっせと食べ物を集めていた。冬がきて、トンボは食べ物に困るようになり、蝉の所に食べ物をもらいに行ったが、蝉は言うのに、「暑い暑いってい言って遊んでいると 冬、食べものがなくなるよ... 続きをみる

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    「紀州の龍神民話」 猿と狐 ここ(鶴が城のふもとにある)にコンヤの池いうものがあるんやけど、そこへ猿が狐に「猿さんここへ尻尾つけといたら大きな魚、大きな鯉がくいつくさかい」いうてだまされて一晩おったところが、冬で水がバンバンに凍りついてしもた。 猿が力んでとろうとしたら、尻尾がプツ根元から根元切れ... 続きをみる

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    「紀州の龍神民話」 和歌山県民の話の会が山里竜神村に伝わる話を お年寄り」から聞きその語り口そのまま採録されたものです その中の話を昨日のブログから紹介しています。 「姉 いただき」 姉いただきという鳥は姉と二人住んだって、二人で山のイモを掘ってきてね、そいで、そのイモをたべたのに、姉の方がええと... 続きをみる

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    今日から 紀州の龍神民話 からお話を紹介します。 「水ひょろ」1 水ひょろちゅのは鳥じゃ。今はないようになったけどね、わしらは子どもの頃はちょいちょいおったで。水ひょろちゅのは赤い鳥じゃの。木の穴へみいて巣するね、これは渡り鳥の一種じゃの。「ヒィヒョロロ」とようなく。ほいで、水ひょろないたら雨が降... 続きをみる

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    気候変動 ウルム氷期 日本の気候がいまのような姿になるさらに一万年前 つまり二万年程前は、ウルム氷期の最盛期でユーラシア大陸や北米大陸の高緯度地域は地域は広大な大陸氷床におおわれていた。ユーラシア大陸氷床の中心部はスカンジナビア附近にあって厚さ4000㍍にも達していたと推定されており、大量の水分が... 続きをみる

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    気候変動 筆者が手で集めた表です 気温の変化です

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    気候変動 昨日に続きです。 日本の気候 われわれは今、毎年春の強風 梅雨の長雨 夏の炎天 秋の台風 それに冬の大雪と、この国土の四季の気象の移り変わりを体験している。日本の四季の気象の移り変わりが、ほぼ今我々が年々体験するようになったのはいまからおよそ一万年前のことである。 最近の地史学の示すとこ... 続きをみる

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    気候変動 元気象庁に勤めていた方の手記からです。 平成10年ぐらい 今から25年ぐらい前に書かれたものからです。 ・はじめに 平成6年4月28日付け毎日新聞に、気象庁「異常気象レポート」と題して次の様な事が載っていた。 内容は「温暖化傾向続く」という見出しで 「1990年の冬は平年を1.4度上回っ... 続きをみる

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    「てんりのむかしばなし」 ざくろの好きな楢の明神さん 外部資料 天理市の中央を南北に貫く「上ッ道」に沿って、櫟本よりやや奈良よりに、大きな銅製の鳥居をもち、境内を石垣でめぐらした楢神社と呼ばれるお社があります。 この神社は、子どもを授けてくださる神様として、遠くからの参詣者が多いところですが、ここ... 続きをみる

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    「てんりのむかしばなし」 朝日寺と隔夜僧 外部資料 天理市の朝和地区、佐保庄町の上街道のまがり角に、朝日という集落があります。今は人家も数戸ですが、昔、ここに有名な朝日山円通寺という大きな寺がありました。この寺は街道すじにあったため、旅人はその寺に寄って休み、傍の店で4,あたたかいどうじょう汁を食... 続きをみる

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    今月のおすすめの本 今月15日まで開催されている 正倉院展 貴重な宝物が紹介されています。 当店では この宝物を守ってきた人々のお話 その研究されてきた人々の 今の我々が考えられない驚きの話などの書物を所蔵しています。

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    「てんりのむかしばなし」 「乙女の松としかの足あと石」 昔、常陸の国より春日さんが、白い鹿に乗って、奈良へお越しになりました。今の名張付近を通り、宇陀、阿部を過ぎ、山の辺の道へさしかかりました。ちょうど天理市の乙木のところで、大きな石に腰をかけ、お休みになりました。そこには大きい松の木があり、涼し... 続きをみる

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    「てんりのむかしばなし」 寒つばな 永原、福智堂あたりの畦に、寒中に穂を出す大変免ずらしい植物があります。植えることもなく、そこだけしかないという不思議な植物です。また、寒中にしか穂が出ないので、「寒つばな」ともいい、鉢に見えるような感じの、つんつんとがった形をしています。 昔、十市氏は竜王山に城... 続きをみる

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    「てんりのむかしばなし」 馬の足形 布留川の畑の井出というところより少し下手の高橋に俗に、馬の足形という淵があります。 そこはむかしの布留社の神馬の通行道で、休憩したからとも、川を渡った足形が残っているとも言われています。

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    「てんりのむかしばなし」 豊田の瘡神さん 外部資料 昔、豊田町には、七宮四墓と言われ、七神社と四ヶ所に墓地がありました。現在は一ヶ所に全部まつられていますが、その中に笠神神社という神社があります。 豊田町の東の方、現在天理教三十八母屋の北側に、笠神池があり、、その堤防のかたわに、燈籠とやしろがまつ... 続きをみる

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    「てんりのむかしばなし」 蚊のいないところ 昔、山の辺の道を弘法大師が旅をしていました。 今の園原町の登り坂にさしかかった時、大きなカシの木が涼しい木陰をつくっていました。丁度その下には、腰をかけるのに手ごろな大きな石がありました。 そこを通りかかった旅人は、旅の疲れを休めようと、その石に腰をかけ... 続きをみる

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    「てんりのむかしばなし」 弘法大師と二度なり栗 外部資料 平安時代のはじめの頃、空海(弘法大師)というお坊さんが、諸国を安行しておられました。 日照り続きで田んぼが干上がるり、お百姓さんが困っているのを見ると、溜め池や水路をつくったり、病で苦しんでいる人があれば、よく効く薬草を教えたりしました。 ... 続きをみる

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    「てんりのむかしばなし」 雪の積もらない所 外部資料 外部資料 むかし藤井町に「本丸」という寺がありました。 ある日突然火災がおこり、村の人達が木桶を持って、あれよあれよと言っている間に、すっかり焼けてしまいました。 その時、立派な鐘楼の釣鐘もまっ赤に焼けて、「上の丸」の堂の方へコロコロころがり、... 続きをみる

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    「てんりのむかしばなし」 牛の足跡石 外部資料 牛の足跡石 外部資料 融通念仏寺 苣原町に、昔、大念寺(融通念仏宗)西福寺(真言宗)十三仏寺地蔵院寺等、七つに寺院がありました。 その中の十三仏寺には、高さ二メートルに及ぶ十三仏が鎮座しておりました。 立派な十三仏石がねらわれたのでしょうか、ある夜、... 続きをみる

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    「てんりのむかしばなし」 行基菩薩 外部資料 むかしむかし、仲山庄という村(現在の天理市中山町)で、ある年、ながい日でりがつづき、村人たちは、うえ死しかかっていました。 「わしらはどうすればええのじゃ。」 「このままではみんなうえ死じゃよ。」 「ううん、ほんに、・・・・・・・・こまりましたのう。」... 続きをみる

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    「てんりのむかしばなし」 地獄井戸 むかし、かみなんという村(現在の柳本町上長岡)にたいそう気立てのいい親孝行な娘が住んでいました。村のだれもが嫁にほしがるような娘で、両親の野ら仕事を手伝いながら家の炊事を一人でまかされていました。両親もいい娘だたいってたいそう喜んでいました。一日家事の中でもっと... 続きをみる

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    「てんりのむかしばなし」 かくし田 外部資料 外部資料 昔、竹之内は、山地のため田んぼも少なく、農民にとって米は大変貴重なものでした。 室町時代の末期、竹の内の農民が、米がよくできるように、春日神社へ灯籠を寄進しました。 しかし、その灯明料をつくらねばなりません。田んぼの少ない竹之内の農民は、灯明... 続きをみる

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    「てんりのむかしばなし」 狐塚 外部資料 豊田の東に狐塚という古墳があります。 むかし、開墾の目的でこの狐塚を掘り崩した人がいたそうです。塚を掘り崩していくと、中から箕に二杯分ほどの立派な宝物が出てきたので、その人はホクホク顔でその宝物を家の中にしまいこんでしまいました。 ところが、その夜のことで... 続きをみる

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    「てんりのむかしばなし」 柳本と善無毘三歳 外部資料 奈良に都のあったころ、天正天皇をたずねてインドから「善無毘三歳」という高僧が興福寺へ来られました。 大和巡歴の途中、たまたま今の柳本へ来て、小川のほとりにある一本の大きな柳の木を見て非常に驚かれました。そして、感じるところがあって、この地こそ仏... 続きをみる

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    「てんりのむかしばなし」 柳の地蔵(守目堂町) 雨乞いの話です 布留川の本流より分れて西に流れる田村川の水は、水晶のように澄みきって、本当にきれいな水だったので、村の人達は、田の水として利用するだけでなく、この水を飲み水にしていました。 この川の中程に、大きな石橋が架けててあり、こんにゃくの形に似... 続きをみる

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    「てんりのむかしばなし」 外部資料 専行院 福地堂の地名 天理市長柄町の北東に、むかし臨済宗の大きな寺がありました。三層の塔や、多数の寺院が建ち、その中に福智堂というお堂がありました。 しかし、大きな寺も、いつの頃からか廃れてしまい、一院は、柳本に移して専行院となり、もう一院は、丹波市の勾田に移し... 続きをみる

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