「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

2017年10月のブログ記事

  • 薬師寺近くから 東大寺

    昨日ブログ初めから昭和を間違って申し訳ございません 奈良時代は中央集権が確立 唐からの文化やシルクロードを通してきじて優れたモノが流入してきた時代です。しかし都の上層部では権力争いの中 天皇に即位されたのが聖武天皇です 天候不順による凶作 天然痘の大流行 大地震 皇太子の死など災難が降りかかってい... 続きをみる

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  • 薬師寺ちかくから 今週のお勧めの本

    「東大寺展」 書和47年から7年掛けての昭和の大修理のあとの展覧会のカタログです カタログといっても200ページ以上 大きな被害に2度もあいその後復活し今も人々に威容を表している大仏様 そして東大寺が所有する国宝 重要文化財などおおくを掲載されています。また秘宝も掲載されています。

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  • 薬師寺近くから 西光院

    奈良町にあるお寺です。 東大寺の末寺でご本尊は弘法大師坐像 裸大師と呼ばれて奈良の三裸像の一つです。 毎月20日御前7時から朝粥会が催されます。 ご本尊は 桧材の寄木造で裸像に衣を着せて安置されています。裸像は鎌倉時代に一時的に流行したもので とくに弘法大師像は 他には鎌倉青蓮寺に伝わるものとのみ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 転害門

    東大寺西側三門の一つです。 今天平の創建当時の偉大な姿をそのまま残し東大寺の偉容を物語っています。国宝に指定されています。 転害門の名前の由来については諸説あります。 東大寺の守護神の手向山八幡宮の宇佐からこの東大寺に勧請された時、この門から入られその際 殺生を禁じられたので「転害門」と名付けられ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 福智院

    「頭塔」の前東西の道を「清水通り」といいます。 この辺りには 人々の喉を潤す清らかな水が流れていたことから 清水(奈良では しみず)となずけられたと言われています。 京都では「きよみず」といいますが 奈良に「しみず」があったから「きよみず」と読む様になったと伝えられています。 この清らかな水が豊富... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 頭塔

    「頭塔」 奈良市奈良町北側飛火野南にあります。この辺りは 春日大社の社家や芸術家の方々が多く 趣きのある家々が並んでいます。 「頭塔」はピラミッドの様な造です。 一辺33㍍の7段の石造です。周囲には優れた石作りの仏像がならんでいます。 「頭塔」は首塚とも言われていますが 東大寺と関係が深く「東大寺... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 新薬師寺近くの 鏡神社

    「鏡神社」は新薬師寺南門直ぐ斜め前にあります。 元は新薬師寺の鎮神社です。しかし いつの頃からか 「藤原広嗣」の怨霊を祀る神社となりました。 政争で敗れた皇族 貴族の霊 免罪や天災で亡くなった人々の霊を祀る神社となったそうです。 本殿は奈良市指定の文化財です。

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  • 薬師寺近くから 新薬師寺

    錐(キリ) 眼や耳の病気で悩んでいる人は 心からご本尊にお祈りをして そこに供えられている錐を一本頂いて 「オンコロコロセンダリマトオギソワカ」 と真言を唱え その患部を錐で押さえる格好をすると その病が治ると言われています。そして錐を12本名前を書いて納める習慣があります。 万葉集にも出てくる川... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 新薬師寺

    側新薬師寺の梵鐘の話 昔元興寺にの釣鐘に毎夜 鬼が出ると言われてました。また元興寺には 力持ちの堂童子がいました。 ある夜その鬼を退治しようと童子が釣鐘に隠れていました。そしたら鬼がやって来て 童子と大乱闘になりました。互いに力強いので鬼は釣鐘の回りを逃げ回りました。この童子には勝てそうもないと思... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから  本の紹介です

    今日は本の紹介です 今週は 「正倉院の匠たち」です 青山茂氏編です 正倉院の宝物を保存するために 調査 研究などを行なっている方々との会話スタイルでの内容です。 宮大工 仏像の修理 刀剣 漆器などなど それぞれの匠達の修行時代からの苦労も含めた話です 1983年の発行の本ですが 今も引き継がれてい... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 新薬師寺

    新薬師寺の六不思議 紙粘地蔵  地蔵堂に安置されているお地蔵様には 紙が張られていることがよく見受けます。その紙を 身体の患部に貼り付け それをお地蔵様に貼ることで病が治ると言われているからです。 境内にあるお地蔵様

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  • 薬師寺近くから 新薬師寺

    現在の金堂には ご本尊を取り巻くように 12神將が外に向かって立っていらしゃいます。この12神將は天平時代のモノもあり 日本で最も古い像といわれています。 そのお顔は凄まじく ガラスの眼であったり念怒の形相 激しい動きをとらえた 美しくかつ雄々しいお姿です。 背丈は150㎝もないと記憶しております... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 新薬師寺

    薬師寺と言えば 奈良西ノ京にある「薬師寺」はよく知られています。この薬師寺は平城京遷都に伴って 今の橿原市から 西ノ京に移りました。天武天皇の病が治るのと祈って皇后 後の持統天皇が建てられました。橿原の薬師寺は 元薬師寺 と言われてます。 新薬師寺は聖武天皇の病気回復を祈って光明皇后によって天平1... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから  伝香寺

    今日も「白毫寺」を書きたいのですが 写真がいいのがなく 後日にまわします。 奈良町には裸の仏様が3体あります。新薬師寺おたま地蔵をいれると4体になります。 その1体が 伝香寺にいらしゃいます。それは 木造地蔵菩薩立像 です。 このお寺は律宗のお寺で釈迦如来を本尊としているお寺です。そして 裸の地蔵... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 白毫寺

    白毫寺のご本尊は阿弥陀如来像です。白毫寺は1月15日と7月16日の閻魔詣が有名です。その服装は中国風の服をまとい 真っ赤な顔に目と口を大きく開き恐ろしい形相でにらみつけられてる そしてこの閻魔様は死後35日目に閻魔王として六道のどの道に進むかの判定を下します。その後お姿をお地蔵様で現れ人々を救う側... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 白毫寺

    白毫寺は十輪院から南東の方角 有名な若草山から南にあります。 白毫は東大寺大仏様と非常に関係が深いモノがあります。 施基親王の創建とも 勒操創立の岩渕寺干坊の一院ともいわれている このお寺で 毎年4月8日に一切る経の転読が行なわれています。町内の俗語に「暑さ寒さも彼岸まであるわいな一切経」といゆこ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 

    今週のお勧めの本は「大和 まほろばの 山旅」  著者 内田 嘉弘         ー奈良県北・中部の山ー 歴史ある山へハイキングに良い季節ですね。 山登りの好きな著者が経験知を持って書かれたほんです。 奈良盆地周辺の万葉集に出てくる山々の 登山 ハイキングを 古い社寺仏閣を訪ねながらのんびりと古代... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 十輪院

    十輪院は元興寺の一院として建てられました。 この十院を建てたと言われる吉備真備は遣唐使として唐に渡りその地の女性との間に 子供が出来ました。吉備真備は迎えに そこで 女性は子供を父親の元に届けたく 神仏にお願いし 海に流そうとすると 大きな魚がやって来て その子供を無事に日本まで届けました。魚に助... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 十輪院

    真言宗十輪院 十輪院は元興寺近く 同じ奈良町にあります。 山号を雨宝山といいます。 蔀戸や格子戸を多く用いた中世の住宅を思わせる国宝の本堂(背後の地蔵石仏龕に体する礼堂)お中に厚肉彫の本尊石造地蔵菩薩を納めた石龕があります。 雨宝山の由来については山門を入ると右手に池があります。 そこには縁起物の... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 元興寺

    元興寺の前身である飛鳥寺とも本元興寺とも法興寺とも呼ばれていますが 日本で初めて本格的な寺院です。 仏教が初めて日本に入ってきたのは 欽明天皇の時代538年です。百済から金銅の釈迦仏像と幡(ばん)と蓋 それと経典が献上されました。 仏像や経典を目にするのが初めての天皇は この教えを受けるべきかどう... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 元興寺の

    奈良時代 元興寺に二人の優れた僧侶 智光と禮光がいました。二人とも学術の研鑽に励んでいました。 ある時から禮光さんはぼんやりとし勉学にいそしまれなくなりました。それから しばらくして 禮光さんは 亡くなりました。 不思議に思っていた智光さんは 極楽へ行った夢の中で禮光さんに会いました。そこで 智光... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 元興寺

    猿沢池の南側に広がる所に奈良町と言われる昔ながらの町並みがあります。 その中に 元興寺があります。少し前までは廃寺状態でした。今は元興寺は復元もされて立派な趣きがあります。 元興寺は南都七大寺の中でも一番古く歴史ある大きなお寺でした。兵火に焼けたり崩壊してしまいました。また最後まで残っていた塔も安... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 春日大社

    春日大社の参道はJR奈良から東に向かって延びています。三条通り と呼び古い地図にも示されています。 道の両脇にはお店が並び昔から賑やかな繁華街を思わせます。その一つが 古梅園 墨のお店です。その佇まいは歴史を感じるものがあります。 さらに上がって商店街が終わると 南側に猿沢池があり北側に興福寺 真... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 春日大社

    春日の神様は鹿島からこられました。 この神様は奈良に来られる途中 一時滞在されたところが大柳生にあります。そこは元春日と言って余り大きくない こんもりとした良い森があったので 休まれたと言われています。ここで休まれた時に「ああ しんど」と言われたそうです。その場所を「神道」といいます。今は「新道」... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 西ノ京 大池(勝間田池)を愛する男達

    奈良薬師寺は由緒あるにも関わらず廃寺状態 そこからお寺に対する重いで復活して 立派なお寺に信念がそうさせたのでしょう そして ここに 西ノ京を愛し この雄大な風景を愛し 歴史ある風景を守りたい為に 人々が立ち入れなくなった場所 そこで立ち上がった男性5人です だんだん 花を植えられ 美しくなってい... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 春日大社

    鹿島から白い鹿に乗ってやって来た たかみかづちのみこと のお供をしてきた 舎人(とねり)は たかみづちのみことの母親で 非常に若々しく美しい みかはやのみこと に恋をしてしまいました。しかしみかはやのみこと は汚らわしいとばかり一切うけつけませんでした。しかし 舎人はしつこく みかはやのみこと に... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 興福寺か春日大社

    春日大社は興福寺 奈良公園 東大寺と奈良市中央に観光の定番と言っても過言出ないぐらい 皆様訪れる方々は多い所です。 私も散歩などにこのコースは度々行くところです。 春日の神様は大きな白い鹿に乗って奈良に来られたと言われています。古代中国の言い伝えでは白い鹿は千年の寿命を持ち 帝の命が落ちるときのみ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから ナラ

    今晩は中秋の名月ですね 唐招提寺では観月会でしょうか  春日大社のお話のつもりでしたが ナラ の地名の話にします。彦国茸(ひこくにぷく)の軍が武埴安彦(たけやすひこ)の軍を迎え撃つために ナラ山に陣をしき 兵士達が草木を踏み なら したので その山を 「那羅山」と言う伝節があります。  「ナラ」の... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 唐招提寺から興福寺

    猿沢池は興福寺の放生池です 春には魚が池に放たれます。   「采女伝説」があります。 今の福島県郡山市に春姫と言う美しい娘がいました。 奈良の都から 葛城王がそこに立ち寄った時に奈良に連れて帰り采女としてつかえさせました。春姫は天皇に見そめられ寵を受けました。しかし その寵が衰えたことに嘆き 猿沢... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから  奈良の古道🚶

    今日は月曜日ですね 今週のお勧めの本の紹介します。 ライブラリーカフェ 奈良の社寺仏閣 民族学の本を多く集め 皆様にいろいろな使い方をしていただけること望み始めた小さな小さな喫茶店 なので 毎週一冊筒 本を薦めています。今週は  奈良健康保険協会からの本で 歴史探訪 健康ウオーキング  です。 奈... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 唐招提寺から興福寺

    興福寺は今は奈良公園と一体化してます。 興福寺と春日大社は明治以前は一体化していました。 明治にはいってからは廃仏毀釈により 興福寺は荒れ果ててしまいました。 明治14年旧境内は春日野とともに奈良公園として新たに開かれました。この荒れ果てたのを イギリス人技術者を招き整備しました。ロンドン郊外にあ... 続きをみる

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