「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

2020年11月のブログ記事

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    筒井順慶 今日のHNK大河ドラマで筒井順慶が出て来て 奈良のことが話題になってました。 筒井順慶の足跡が 筒井 には多くあります。

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「川上村の昔話」から 「たるまると蛇」 まる師というのがおってね。まる師がひととこでまるをようけすると、かんなくずがぎょうさんでけるんですわ。そいつをそこへほかすんですわ。ほいたら、その人らが大勢泊まってね。たるまるをこしらえとったら、米が減ってしょうないてね。 「どうしたんやろ、こらどうしたんや... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    薬師寺から少し平城京にむけて 垂仁天皇陵 外部資料 垂仁天皇陵の堀には 小島があります。 垂仁天皇に仕え 不老不死の食べ物 橘のみを探してくることの命を受け それを持ち帰った時には天皇は崩御されていました。それを悔やみ 自ら後を追った といわれる田島間守 を葬ったとされる小島です。当方で所蔵する明... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「川上村の昔話」から 「山の神と海の神の争い」   たわごとみたいな話やけど、山の神さんと、その、海の神さんとのものの言い争い合いになったらしわ。数でいこらて。その、こっちゃは桜や桃や梅や言うて、杉や桧や松や言ううし、海の神さんがもう、その、なんでいたらしわの、魚の名でくんねて。海の名も、その。 ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    薬師寺から唐招提寺から 弘坊井戸 水鏡天神社から 垂仁天皇陵へ歩いて行く途中にあります。細い道沿いですが、近隣の人々に守られていると感じる井戸です。今は使用されていないようですが 古風な雰囲気です。

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  • 薬師寺近くのうのんから大和気象歳時記

    「川上村の昔話」から 「山姥と鉄砲撃ち」 山姥いうのもおんなしように、山ん中で普通の人の一倍半もあるような大きな女がおって、それもやっぱり塩を欲しがる。しかし、悪いやつがおって、鉄砲の喜平いうて鉄砲撃ちがおって、しに行って、笹分けて出てきたのが山姥やってな、こらかなわんと思て鉄砲で撃って、なんぼ撃... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    薬師寺から唐招提寺近くの 「天満神社」 唐招提寺の一部の様な感じですが 菅原道真公が 太宰府に流される前に 自分の顔を映した井戸(水がたまった所)のあるじんです。別名 水鏡天神社 と言われていますが 地元の方にも 多く知られていません。唐招提寺北側に いつもひっそりと静かな神社です。

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  • 薬師寺近くのうのんから大和気象歳時記

    「川上村の昔話」から 「蛇婿入り」 蛇はね、蛙を取ってね、蛙を飲もうとして蛙くわえてしとったんでね。お婆さんが蛙かわいそうに思てね、 「蛙を助けてやってくれ。こらえてやってくれ。そしたら自分とこの娘やるさかいに」言うたらね、すぐに蛇が逃がしたってねぇ。 それから 「その娘をくれ」言うて何回も来るん... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    赤膚焼き 外部資料 赤膚焼き 釉薬によって赤く焼き上げられたものではなく、五条山付近の陶土を使って焼くため、釉薬のかかってない素肌の部分に、暖かみのある灰かな赤みを指すところから、柳沢保光功によって赤膚焼きと名づけられた。

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「川上村の昔話」から 「蛇女房」 女の人が毎日毎日川の淵の山へ草刈りに行っとって、毎日川で、水鏡いうて、川の淵で顔を映して頭(かしら)の毛をときつけとった。そしたら、ある日のこと、蛇にとりつかれたいうかね。いつでも川の淵で顔映して化粧しとったもんやよって、その中におった蛇体に懸想されて、とりつかれ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    赤膚焼き 外部資料 古歌に 衣だに二つありせば 赤膚の 山に一つは、貸さましきものを と歌われるいる程 400年程前の五条山は赤土が、一帯に露出し、盛んに陶工が掘り出されたようだ。 小堀遠州は古田織部について茶道を究め、将軍家茶道師範と呼ばれる大名茶人であった。若い時、郡山に住んで、赤膚の茶陶を見... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「川上村の昔話」から 「一つ屋の怪」 むかしね、旅人がね、道で日い暮らしてね。ほいて一軒家へたどりついたらしいですわ。 ほいて、 「今夜泊めてくれんか」ちゅうて言うたらね、 「ま、泊まってもらいます。ええとへ来てくれた。」喜んで泊めてくれてね、そのお爺さんがね 「まあ、これが縁やろさかい、今晩家(... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「川上村の昔話」から 「よもぎのとれない村」 この白屋(しらや)という村、あるでしょう。あこへむかしお大師さんが来てな、お大師さんていうことは、あれ、むかし、遍路さん、おったでしょう。あの人が来てな、よもぎ餅をなあちょっとそれひとつくれて言うたらしいわ。くれんださかいちゅううてな、現在でもやなあ、... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    赤膚焼き 外部資料 赤膚焼きの起源について 前回少し前ですがブログしました。 その赤膚焼きは神器や奈良風炉を焼いた五条山一帯の陶工達は城主の命により、御用窯としての技術を磨いていった。 その後 郡山藩は柳沢家が藩主となってきたが、五条山の焼き物は柳沢藩からも手厚く保護されていった。しかし、赤膚焼き... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「川上村の昔話」から 「山の神と海の神の争い」 たわごとみたいな話たけど、山の神さんと、その、海の神さんとのものの言い争い合いに、なったらしいわ。数でいこらて、杉や桧や松や言いうし、海の神さんがもう、その、なんでいたらしわの、魚の名でくんねて。海の名も、その。 へたら、その、山の神さん、そのくらい... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「川上村の昔話」から 「狐とそわか」 山7を、木を植えるときに、山をいっぺんきれいに、杉植えるときに木を切り倒して焼いてね 火をつけて、焼き畑をつくるね。そこへ、そばや ひえをまいて、山の平らなとこでみなそうしたるねん。焼畑いうて、そばをまいとたら、いつでもお猿さんや狐が来て食べてしまうんやて。 ... 続きをみる

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