「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

2017年11月のブログ記事

  • 薬師寺近くから 山辺の道

    箸墓 大神神社から北西にあります。 箸墓の伝節の紹介です この墓には孝元天皇の皇女 倭トト日も百襲姫の墓と言われています。 姫命は巫女でた。 日本書紀 によると三輪山の祭神の大物主神の妻となりました。神は夜に姫命のところに来る 妻問婚をとっていました。ある夜姫命が 姿をみたい と願うと 神は明日の... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 山辺の道

    大神神社から奈良市の方角 北へ進と 右手に 穴師の里 があります 日本のみかん発祥地といわれています。そこには 歌人柿本人麻呂が住んでいたといわれています。 その山辺の道から少し東に外れると 相撲神社があります。境内は広く 土俵があります。それは 国技相撲発祥の遺跡 と明記されています。日本書記に... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 山辺の道

    今日スマホのメールのアプリ消してしまい 写真なしのブログです 三輪の名産と言えば 三輪そうめん 11月下旬から4月中旬までが最盛期 細く伸ばしたそうめんのすだれが出来る時期です ハシ と呼ばれる長い2本の棒でそうめんを裁いている姿は 長年の経験と熟練を感じる事ができます。今では機械が多くなりこの姿... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 山辺の道

    山辺の道を順序に従いブログに書きたく思っているのですが 写真がなくバラバラにうなってしまいますが よろしくお願いいたします。 以前にも戻るかんじですが 大神神社のある 三輪山 眺めが美しく古来から 神宿る山として  神山(おやま)と呼んでいました  大神神社のご神体は三輪山 そこに登るには 狭井神... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 奈良大和路の歴史を歩く

    奈良に関する本の紹介です 1982年から奈良新聞に掲載されたものを本にいたものです 飛鳥 藤原 平城京が広がっていた時代から第二次世界大戦の時代「大和航空基地」のことは資料がなく 筆者が歩いて情報を集めて書いています。 時代の大きな波にかくれている出来事を 丁寧に書かれています。  最初は山辺の道... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 山辺の道

    大神神社の前にブログにすることでしたが 万葉集の発耀 第21代天皇の宮都で万葉集20巻4516首中の第一首目が詠まれました。 こもよ みこ持ち ふぐしもよ みふぐし持ち この岳に 菜摘ます子 家告らせ 名告らさね。そらみつ 大和の国は おしなべて あれこそをれ しきなべて あれこそ 背とは告らめ ... 続きをみる

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  •  薬師寺近くから 桧原神社

    桧原神社は大神神社から北へ約1㎞にあります。山辺の道筋にあたる三輪山麓に存在してます。 往く川の過ぎに人の手折らねばうらぶれ立てり三輪の桧原は と万葉集巻七 にうたわれているように桧の木が繁茂したのでしょう。今はひっそりと佇んでいる神社です。 元禄年間に銘の石灯籠二基あるだけでしたが 大神神社明治... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 大神神社

    大神神社の二の鳥居を手前左北に100㍍ほど先に 若宮社があります。本居宣長は伊勢に行く途中に寄ったといわれています。本は寺院で明治初めの廃仏毀釈で廃寺となり 天平仏の十面観音は聖林寺に移されました 建物は寺を忍ばれる建物です。 この辺りの名産は 三輪そうめん 大神神社二の鳥居でたすぐ北側に 地元の... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 大神神社

    大神神社へは 第一の鳥居は大きく現在はコンクリートで出来ています。 参道をそのまま 東に進むと第二の鳥居には「三輪明神」と書かれた額があります。そこからはご神体の山に向かう砂利をひいた登り坂の参道 進むみ石段を登ると鳥居があります。その正面には拝殿 右手には勅使殿 神楽殿 左手には勤番所 本殿はな... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 山辺の道

    大神神社 日本最古の神社です 大きな鳥居が迎えてくれます。境内には活日(いくひ)神社 盤座神社 狭井巫大神荒魂神社  久延彦神社 大直禰子神社 と本殿があります。 日本で最も古い神社と言われているのは 「古事記」と「日本書紀」に「自分を倭の青垣、東の山上に齋きまつれ」と大国主大神が唱えています 大... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 山辺の道

    青垣めぐる大和の国 このフレーズはよく目 耳にします。 山に囲まれた奈良盆地を表現されています。その東の山のすそを三輪から奈良まで約25㎞が 山辺の道 日本最古の道です。シルクロードの一部ともいわれ 古代文化の伝播に大きな役割を果たしました。その起点は日本最古の神社 大和一宮 大神神社です。 山を... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから あすかの石造物

    本の紹介です 「あすか 石造物」 奈良国立文化財研究所 飛鳥資料館 飛鳥は奈良市からは南 平城京遷都の前の時代に都が存在していた所 日本が国家として成り立っていこうとした時代と考えています。 かつての飛鳥が日本の都であった時代に作られた石造物は、繁栄をきわめた都が去った後も、往時をしのぶ歴史の証人... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから法華寺

    法華寺は東大寺から西 薬師寺からは北にあり近辺では佐保路と呼ばれる🚶道沿いに位置します。尼寺で簡素な作りです 正面は 通用門も 飾り気のないモノです それが心温まるモノを感じます いつも 美しく清楚な感じがいたします 紙で作られた横笛像です 建礼門院の雑仕横笛 北面の武士滝口にゅうどう悟りを覚え... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 丹生神社

    奈良市丹生町にあります。 柳生の方向になります。   雨乞いに霊験あらたかな丹生神社 三日地蔵 丹生はむかしから仏教の盛んなところで、勝王寺 福王寺 平等寺が残っていたが明治19年(1886)に、村を挙げて改宗し、神道(大成教)になった。明治」のはじめ全国を風靡した廃仏毀釈の波の乗ったもと思われる... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから  圓照寺

    圓照寺は奈良南の山村に位置し 大和三門跡の一つです 他の二つは斑鳩の中宮寺 佐保の法華寺です。華道 山村御流の家元です。 元は京都修学院にあり 1655年に山荘の造営に伴い現在の奈良に移りました。 手入れの行き届いた入口 掃き清められた境内 厳かな気持ちにさせてくれるお寺です。

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  • 薬師寺近くから 弘仁寺№2

    昨日に引き続き 弘仁寺です 奈良県下には五面の算額があります。その内の二面がここ弘仁寺にあります。 数学はわかりませんが 難しい問題があるようです しかしこの写真以前のモノですが 色も落ち価値観が薄れている様にみえます。 文政10年(1827年)現在では9√nで解くらしいです 安政5年(1858年... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 弘仁寺

    弘仁寺は正暦寺から徒歩で20分ぐらいでしょうか 清洲の里にあります。小高い丘の上にあり 山林の中に弘仁寺はありますが 人でが足らない感じがします。 弘仁5年(814年)に弘法大師が創建したとも伝えられています。ご本尊は虚空蔵菩薩様を安置しているのでそのまま町名になりました。正暦寺と同じ年号をそのま... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 正暦寺

    奈良市の南に位置するこの辺りは 清洲の里 と呼ばれています。 今の季節は紅葉等 でマスコミにも取り上げられています。 周囲は木々が季節を表し 春から夏には活き活きとした緑が映え 秋には豊かな紅葉そして冬には 常緑樹の力強い緑がりりしく 歩い季節感をたっぷり感じ取れる所です。 山林三十町歩を有する立... 続きをみる

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  • 薬師近くから  「大和路の魅力」

    日曜日 本の紹介です これは社団法人奈良県観光連盟 から出されて本です。 奈良県全地域の地理 歴史 経済等を紹介から名所 旧跡を中心とした観光名所の案内から 奈良 大和路に関わる古今東西の多彩な話題に至るまで 日本の故郷の魅力をまとめた本です。  地元民も知らないコト など再発見できることで 地元... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 天平

    天平のパンフレットの表紙は 興福寺の八部衆の一体です そこには 阿修羅もあります。 緊那羅像は音楽神であるといわれます。 損傷した右手は木製と麻布で補修されています。

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  • 薬師寺近くから 天平

    鳳凰文鬼瓦 平城宮跡から出土したものから 復元されたものです。 顔は左に 身は正面に翼を大きく広げたものです。 このような鳳凰のものは 正倉院にも多くあります。 天平時代の鳳凰文を表す一つです。 手塚治虫の「火の鳥」の鳥は 鳳凰 その生血は永遠の命を得ることが出来るものを奪い合う話です。  相通じ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 天平

     東大寺大仏殿は平重衛の南都焼き討ちにより治承4年(1180年)消失しました。かつての偉観を忍び見ることが出来るのは台座蓮弁に施された線刻画だけです。 その消失以前の大仏殿を伝える絵画が 「信貴山縁起絵巻」に天平創建当時の大仏殿の様子を伺い知るものがあります。大仏様の前で昼寝をする尼公 開かれた扉... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 天平

    この鬼瓦は比較的小ぶりで 平城跡から出土したものをモチーフにした土鈴です。 天平17年から45年(西暦721年から749年)の遺品と考えられます。 アーチ型の鬼板の周辺に二条の突帯をめぐらせ鬼神の顔面を表した鬼瓦です。 顔つきは眼をつり上げ 鼻は小ぶりで鼻翼を丸め鼻孔を表現しています。口は開いて舌... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 天平

    奈良時代は仏教のみならず 儒教も入ってきました。吉備真備は二度唐に渡り孔子像をもたらしています。この時代の贅を尽くした調度品の多くは正倉院に保管され貴族や宮廷の様子をうかがい知ることができます。その中でも 麻の布に描かれた山水画の使用目的はわからないが その技法は唐の初期の山水画の影響を大いに受け... 続きをみる

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  • 薬師寺近くかた 天平

    天平文化は 平城京遷都に始まる 天武天皇 持統天皇の活躍があると考えられます。そして 娘を二人を 皇族に嫁がせた藤原比人の背景が感じられます。 優雅で 芸術として眼を見張るものが 多くあります。 この絵は 薬師寺吉祥天像です 柔らかな足取りで歩いている姿 これは天空を歩いているものです

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  • 薬師寺近くから  特別展 天平

    今日は 本の紹介です 1998年に奈良国立博物館で催された 「天平」のカタログです 今週もカタログですが 300ページ近い本です 天平時代は 七世紀後半から 八世紀中半の約80年間の最も華やいだ時代をいいます。 律令制で国家の体制ができあがって北時代で 遣唐使などで海外 大陸からの文化や教養などの... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 東大寺

    二月堂の修二会は 3月1日から14日までのお松明の燃える光景を思い浮かべる方が多いかと思います。修二会のお世話をされている方から それは 世界全人類の平和な生活をお祈りして焚かれるとかうかがいました。 また家の玄関に置いておくと家のなかが浄化されるとか 良い気が来るとか言われています。 この燃えさ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 東大寺

    二月堂 お水取りと言われる修二会 大仏開眼の一年前 東大寺の僧実忠は山城の笠置山の龍が住む深く底知れぬ洞窟で修行をされていました。この奥には兜卒天があると聞いたからです。兜卒天は将来仏となる菩薩達がいらしゃるからです。夢うつつが 実忠は洞窟の奥に進んでいくと 兜卒天に着きました。そこは輝く明るさで... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 東大寺

    大仏様の開眼は天平勝宝4年(753年)4月9日に行なわれました。大仏様(盧舎那大仏)造営に心血を注いでおられた聖武天皇は上皇となり 専念されていたにもかかわらず 体調が優れなく 開眼の導師を前年インドから来日し帰化した僧 菩提遷那に努めるように 命じました。 菩提遷那は 唐の五台山に詣り そこで日... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 東大寺

    聖武天皇が即位され 大仏様の建立の構想が出てきた時代は 中央政界の支配は北海道を除くほぼ現在に近い状態でした。その為 国は豊かになって来ましたが 疫病 自然災害 内乱などで 経済的には 疲弊していました。 そこへ 今までにない 大きさの大仏様 盧舎那仏を建立を発願されるのは 大きな決意があったから... 続きをみる

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