薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記
「紀州の龍神民話」
和歌山県民の話の会が山里竜神村に伝わる話を お年寄り」から聞きその語り口そのまま採録されたものです
その中の話を昨日のブログから紹介しています。
「姉 いただき」
姉いただきという鳥は姉と二人住んだって、二人で山のイモを掘ってきてね、そいで、そのイモをたべたのに、姉の方がええとこばっかり食うて、妹の方にガンクビばっかり食わしたちゅんで妹がおこり出したんじゃちゅうわんま。そやけど、何ぞの拍子に姉の方がガンクビ食うて妹によいとこ食わしとったということがわかって、姉に謝って姉にいただきという鳥になったという話があるの。