「うのん」の気象歳時記ブログ

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薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

気候変動
元気象庁に勤めていた方の手記からです。
平成10年ぐらい 今から25年ぐらい前に書かれたものからです。


・はじめに 平成6年4月28日付け毎日新聞に、気象庁「異常気象レポート」と題して次の様な事が載っていた。 内容は「温暖化傾向続く」という見出しで 「1990年の冬は平年を1.4度上回った。またこの100年間で地上気温が0.5℃上昇 この様な状態は2025年には、平均気温は現在よりも1℃上昇する 」とあった。


このことを奈良という地点にはめてみると 現在ならの平均気温は14.4℃である。これに1℃を加えると15.4℃となり、近畿地方で現在15.4℃に近い所を探すと 神戸 尾鷲 は15.6℃京都が15.3℃で1℃の重みは多方面にわたって影響があると考えられる。寒冷地で割に有名な「針」の平均気温は11.3℃となっているが、これが12.3℃となると稲の植付け時期や茶畑の生産もずいぶん変わることが想像される。


これは以前ブログしているかとも思いますが 今特に気候変動 温暖化が問題にされ だれもが知ることになっている マスコミにおいても日々見聞きすることであるので 再度ブログしてみます。

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