「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

2021年10月のブログ記事

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「てんりのむかしばなし」 豊田の瘡神さん 外部資料 昔、豊田町には、七宮四墓と言われ、七神社と四ヶ所に墓地がありました。現在は一ヶ所に全部まつられていますが、その中に笠神神社という神社があります。 豊田町の東の方、現在天理教三十八母屋の北側に、笠神池があり、、その堤防のかたわに、燈籠とやしろがまつ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「てんりのむかしばなし」 蚊のいないところ 昔、山の辺の道を弘法大師が旅をしていました。 今の園原町の登り坂にさしかかった時、大きなカシの木が涼しい木陰をつくっていました。丁度その下には、腰をかけるのに手ごろな大きな石がありました。 そこを通りかかった旅人は、旅の疲れを休めようと、その石に腰をかけ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「てんりのむかしばなし」 弘法大師と二度なり栗 外部資料 平安時代のはじめの頃、空海(弘法大師)というお坊さんが、諸国を安行しておられました。 日照り続きで田んぼが干上がるり、お百姓さんが困っているのを見ると、溜め池や水路をつくったり、病で苦しんでいる人があれば、よく効く薬草を教えたりしました。 ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「てんりのむかしばなし」 雪の積もらない所 外部資料 外部資料 むかし藤井町に「本丸」という寺がありました。 ある日突然火災がおこり、村の人達が木桶を持って、あれよあれよと言っている間に、すっかり焼けてしまいました。 その時、立派な鐘楼の釣鐘もまっ赤に焼けて、「上の丸」の堂の方へコロコロころがり、... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「てんりのむかしばなし」 牛の足跡石 外部資料 牛の足跡石 外部資料 融通念仏寺 苣原町に、昔、大念寺(融通念仏宗)西福寺(真言宗)十三仏寺地蔵院寺等、七つに寺院がありました。 その中の十三仏寺には、高さ二メートルに及ぶ十三仏が鎮座しておりました。 立派な十三仏石がねらわれたのでしょうか、ある夜、... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「てんりのむかしばなし」 行基菩薩 外部資料 むかしむかし、仲山庄という村(現在の天理市中山町)で、ある年、ながい日でりがつづき、村人たちは、うえ死しかかっていました。 「わしらはどうすればええのじゃ。」 「このままではみんなうえ死じゃよ。」 「ううん、ほんに、・・・・・・・・こまりましたのう。」... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「てんりのむかしばなし」 地獄井戸 むかし、かみなんという村(現在の柳本町上長岡)にたいそう気立てのいい親孝行な娘が住んでいました。村のだれもが嫁にほしがるような娘で、両親の野ら仕事を手伝いながら家の炊事を一人でまかされていました。両親もいい娘だたいってたいそう喜んでいました。一日家事の中でもっと... 続きをみる

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「てんりのむかしばなし」 かくし田 外部資料 外部資料 昔、竹之内は、山地のため田んぼも少なく、農民にとって米は大変貴重なものでした。 室町時代の末期、竹の内の農民が、米がよくできるように、春日神社へ灯籠を寄進しました。 しかし、その灯明料をつくらねばなりません。田んぼの少ない竹之内の農民は、灯明... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「てんりのむかしばなし」 狐塚 外部資料 豊田の東に狐塚という古墳があります。 むかし、開墾の目的でこの狐塚を掘り崩した人がいたそうです。塚を掘り崩していくと、中から箕に二杯分ほどの立派な宝物が出てきたので、その人はホクホク顔でその宝物を家の中にしまいこんでしまいました。 ところが、その夜のことで... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「てんりのむかしばなし」 柳本と善無毘三歳 外部資料 奈良に都のあったころ、天正天皇をたずねてインドから「善無毘三歳」という高僧が興福寺へ来られました。 大和巡歴の途中、たまたま今の柳本へ来て、小川のほとりにある一本の大きな柳の木を見て非常に驚かれました。そして、感じるところがあって、この地こそ仏... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「てんりのむかしばなし」 柳の地蔵(守目堂町) 雨乞いの話です 布留川の本流より分れて西に流れる田村川の水は、水晶のように澄みきって、本当にきれいな水だったので、村の人達は、田の水として利用するだけでなく、この水を飲み水にしていました。 この川の中程に、大きな石橋が架けててあり、こんにゃくの形に似... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「てんりのむかしばなし」 外部資料 専行院 福地堂の地名 天理市長柄町の北東に、むかし臨済宗の大きな寺がありました。三層の塔や、多数の寺院が建ち、その中に福智堂というお堂がありました。 しかし、大きな寺も、いつの頃からか廃れてしまい、一院は、柳本に移して専行院となり、もう一院は、丹波市の勾田に移し... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「てんりのむかしばなし」 泥かけ地蔵 八軒屋の北側にある、槌屋の地蔵さんのことです。瓦ぶきの立派な祠の中にある、かなり大きなお地蔵さんです。かなり大きなお地蔵さんです。祠の中には、古びたわらじが掛かっています。 昔は、布留川北流の川添にあったものが、川に流されていたのを拾ったのだといわれています。... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「てんりのむかしばなし」 れんげの実らぬ所 外部資料 天理市 藤井町 龍王山  「今年も豊年万作でありたいものだ。」 「ほんまに一粒でもたんと、米がとれるようにな。」 とはなしながら、村人たちは、田んぼの肥料になるれんげ草の種をまきました。 その年も春のうららかな陽ざしのもと、どの田んぼも花のじゅ... 続きをみる

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    「てんりのむかしばなし」 平尾お稲荷さんのけんけんさん 外部資料  石上町の東、約1キロメートルの平尾山に姫丸稲荷大明神がまつられています。初午や二の牛には、遠くから厄年の人々が厄払いにお詣りをし、露店もたくさん出て、村の祭りのようなにぎやかさでした。 お稲荷さんの前にはけんけんさん(きつね)が石... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    てんりのむかしばなし 長柄白堤神社の由来 日本武尊 外部資料 昔、この大和の国には神様が大勢をいて、国を治めを治めていました。 中でも日本武尊という神様は、いろいろと国のためにつくされたので、亡くなられた時人々は、大変悲しんだそうです。 その時突然、尊の体から三羽の白い鳥が飛んで出たかと思うと、体... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「てんりのむかしばなし」 当店は 歴史民俗学の書物が多くあります。 その中で 御子様にも読み聞かせの出来るかな と考る本の話を紹介いたしていきます。 雨の神 龍王山とおどり 十市氏は、龍王山に城を築くため、水を求め、井戸を掘りました。しかし、高いところのため、なかなか水が湧かず、雨の使いである龍王... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    薬師寺 これは 展示物が紹介されています。 香料は奈良時代に仏教とともにその儀礼の用具として伝来してきました。以来平安朝では貴族社会の中で薫物として発展し、中世以降は南蛮渡来の極めて希少な沈水香木が愛好されました。 薬師寺は 香りの伝統文化を援助してきました。 その香炉や香りを楽しむための道具 な... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    薬師寺 東院堂 外部資料 薬師寺 南東 東塔の東側にあります。 静かなお堂です。 靴を抜いで 上がります。 仏様へのお祈りは 正座してお詣りしました。 修業 学問を学ぶ場であったこといが 目にうびます。

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    薬師寺 薬師寺の修業風景などが載ってます 僧侶の努力が見えてきます 私にとって薬師寺は身近なお寺 廃寺状態から今の姿それも懐かしく 今の姿からは想像できません そこで全ての建物の復元を望む起こって起こってきます。

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  • 薬師寺近くのうのんから大和気象歳時記

    薬師寺 時期は春になりますが 花会式 という行事があります。 この時には 金堂の回りを松明を盛った鬼が走ります。 その鬼のごちそう です。 酢の物 ほうれん草 煮しめ 高野豆腐 椎茸 人参 蓮根 湯葉 きぬさや ほうれん草の白和え 煮豆 高野豆腐を戻して 拍子切りにし、油でいため 酢と塩で人間の肉... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    薬師寺 お月見の日には 多くの写真にご興味のある方が この勝間田池畔でカメラを構えていられます。 これも入江泰吉様の本からです。 奈良の風景を撮り続けられ 紹介された中に 薬師寺のモノが多くあるのは喜ばしい事です。

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    薬師寺 国宝の東塔 今はみることが出来ませんが、西塔が復元される以前の写真です。 西塔の柱跡の水たまりに映った東塔です。この東塔は美しく 東西まっすぐの位置に建てられたこともよくわかります。 奈良の写真家入江泰吉様の本からです。

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    薬師寺 竜王社 昨日 ブログした 薬師寺 の竜王社です 塀の外からです 薬師寺南東角にあります。  江戸時代 勝間田池畔にあった龍の祠が流され 薬師寺でお祀りされています。 そこで 地域の水利組合の方々がお祀りされています n

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    薬師寺 薬師寺を南側からと東にある池からの眺めです。 国宝の東塔ですが 周囲の自然と溶け込んでます。 下の写真左側は道路になってます。薬師寺境内南東に 龍王社があります。 これは 先日来ブログしております 勝間田池伝説からですが 龍の祠があり、それが江戸時代後期に水害で流され 薬師寺でお祀りされて... 続きをみる

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  • 薬師寺近くのうのんから大和気象歳時記

    西の京周辺 特に勝間田池からの紹介です。 この風景は度々ブログに上げてます。 昨日ブログした 野見宿禰も目にしたでしょう 古い文庫本 西塔が復原される前の写真です 薬師寺の或る土地は低く 土地を盛った そのため出来たのが 勝間田池 とも言われていますが それはただの想像の話ですが 薬師寺と色々関係... 続きをみる

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  • 薬師寺近くのうのんから大和気象歳時記

    野見宿禰(のみのすくね) 野見宿禰 外部資料 昨日ブログしましたが 相撲の祖 です 垂仁天皇の前で 相撲をとり勝ちました。 そして、垂仁天皇に召し抱えられました。垂仁天皇の弟君が亡くなり 埋葬される時 仕えていた人を 生き埋めにすることに 非常に悲しまれた。 そこで 人の代りリに埴輪を提案 そこで... 続きをみる

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  • 薬師寺近くのうのんから大和気象歳時記

    西の京周辺 昨日は 野々宮天神社の紹介 お祀りされている 野見宿禰(のみのすくね)は 相撲の祖であり菅原道真の先祖です。 垂仁天皇は政を今の桜井市纏向で行なっていました。その当時 当麻蹶速(たいまのけはや)という 非常に力持ちでそれを示すために、乱暴なことばかりしている者がいることを、天皇はしりま... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    野々宮天神社 昨日紹介した野々宮天神社 野見宿禰 と菅原道真の関係がよく分かる神社です。 地元の人々にもあまり知られていないことですが 野見宿禰は垂仁天王に仕えました。埴輪を発案し 菅原の地で作っていました。そこで、菅原の姓を頂きました。 その子孫が菅原道真です。 その二人を祀った神社 です。 額... 続きをみる

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  • 薬師寺近くのうのんから大和気象歳時記

    西の京の紹介 以前から時々ブログしています。同じ内容もあります。 この風景をご覧になられた方は多くいらっしゃると思います。 奈良の観光パンフレットや紹介されているものによく登場してきます。 奈良の写真家 入江泰吉様が 紹介されたモノです。 若草山バックに 薬師寺の双塔と金堂 そして東大寺大仏殿が一... 続きをみる

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