「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

2017年9月のブログ記事

  • 薬師寺近くから 唐招提寺から興福寺

    興福寺の南側で猿沢池の北東に52段の階段があります。 猿沢池北東で道が6方向に分れ これを「六道の辻」です。その一つが52段の階段です。 死後 人は生前の行いによって 地獄 餓鬼 畜生 修羅 人間 天道と行く道が6通りに分かれるといわれています。52段の石段で 十段 十行 十住 十回向 等覚 妙覚... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 唐招提寺から興福寺

    奈良公園と一体化したような興福寺ですが猿沢の池かえらの五重の塔の風景は有名です。 この池に 「龍伝説」があります、.本で読んだ話ですが 龍が現れる日を書いた立て札を畔におくとその日に多くの人が集まり 露店も出て大騒ぎしかし 意向にに現れる気配はなく 人々は去って行こうとしたとき 龍が現れ大雨になり... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 唐招提寺から興福寺

    興福寺は現在奈良公園と一体化しているかんじです。 その中でも特に南円堂には多くのお参りされる方がいます。お参りの時に突く鐘には長い列が出来ている光景をよく目にします。 南円堂への信仰は 西国三十三カ所観音霊場の第九番札所として巡礼されるかたが多くいらしゃるからと思われます。 三十三カ所観音霊場は ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの唐招提寺から興福寺

    興福寺は奈良公園と共に存在しているお寺阿修羅像などで有名です。  唐から高僧を迎え入れる為に聖武天皇から勅使を受けた普照師は興福寺の僧侶です。 興福寺は奈良公園と一体化している姿今の状況です。明治以前はお寺の形を整っていましたが 明治新政府による 神仏分離令が発令され ほれまでの神仏混痏 そして廃... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから  東の大安寺

    大安寺には創建当時金の塔が東西にありました。 それは堺からもその輝きを眼にするほどでした。 しかし この光の為に魚が大阪や堺に寄りつかず 漁民達は生活に困り果てる様になりました。そこでその漁民達はこの二つの塔を焼き払いました。 その塔の礎石は今も畑の中に残っていますが 明治の始めこの石を売ろうとし... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 本の紹介

    マニアックな本を扱う ライブラリーカフェをしているんですが 毎週お勧め本の紹介をしています。 大和は国のまほろば と歌われる 古代の日本の中心地辺りを散策をしたような解説書です。有名じゃない でも歴史的には意味のある場所も出てきます。 山辺の道 以外にも良いところいっぱいあります。

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  • 薬師寺ちかくから 東大寺の仁王様大好きです

    今日は 少し趣きを変えて 行楽のシーズンですね 奈良と言えば 大仏様は皆様よくご存じのことでしょう。 私もあの辺りは🚶コースです  大仏様と同じように 仁王様も有名です。 大きいだけでなく 厳しい戒律を守るが如くのお顔着きなんともいえない格好良さを感じます。夕日に照らされたお顔やそのお姿は雄々し... 続きをみる

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  • 薬師寺から唐招提寺から大安寺

    夕方 大安寺の前を車で走っていたら 観月会を催されていました 唐招提寺は来月です。 弘法大師が大安寺で修行をしていらしゃいました。 その修行の傍ら文字を作っておられました。殆どの文字が出来ましたが 「笑」ができませんでした。 大安寺から お寺の前の道を見ていると 旅のお坊様が向かってきました。する... 続きをみる

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  • 薬師寺から唐招提寺にそして大安寺

    から高僧を招くことを聖武天皇から勅使を受けた僧は大安寺の栄叡師と 興福寺の善照師でした そのうち一人栄叡師は旅の途中に亡くなりました。 その大安寺はその昔 黄金の塔 東塔 西塔があり今の大阪 堺まできらびやかな輝きが見えたそうです。  大安寺の創基は聖徳太子が 今の平群に道場を欽明天皇が百済大寺を... 続きをみる

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  • 薬師寺から唐招提寺

    鑑真和上は数度の渡航の困難を経て日本今の鹿児島県秋月に着きました。そしてまず東大寺 大仏殿西側に 戒壇院が建てられました。鑑真和上は戒壇院に付属した唐禅院に住まれました。そから戒律思想を全国に広めるのに尽くされました。 和上は私寺を建てることを望まれ 唐招提寺を建てられました。 この「唐招提寺」の... 続きをみる

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  • 薬師寺から唐招提寺

    唐招提寺は鑑真和上により建立された古都唐から数度の渡航により日本に来られました。 その渡航は航海事情は非常に悪く 高波 嵐や 東シナ海を海賊が横行する中での来日は命がけでした。 和上の日本へ行くことを阻止しようとする人達により 政府に密告され 船は没取 捕らわれたりしました。 鑑真和上の渡航は5回... 続きをみる

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  • 薬師寺から唐招提寺

    唐招提寺は鑑真和上が建てられたお寺としてご存じの方多くいらしゃるでしょう。 平城京遷都以来 僧尼令に違反する僧尼などが多くなり これを戒める為に唐の厳しい戒律を取り入れる必要性が出てきました。そこで聖武天皇がしかるべき高僧を唐から向かい入れ指導を仰ぐ様に勅使を受けた 大安寺の営叡師と興福寺の善照師... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから本の紹介

    「正倉院よもやま話」 松嶋順正著  一生を正倉院にささげたの生き字引 と言われた著者が語る秘話 正倉院で仕事をされていた時に書とめられたり 覚え書きなどをまとめ上げたものです。多くの正倉院の解説書などが出ていますが 常にこの正倉院の宝物にふれていた 著者の話は 興味深いものがあります。 森鴎外 と... 続きをみる

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  • 薬師寺から唐招提寺へ

    今日は台風ですね  唐招提寺では今月は月見 観月会が催うされます。 そして 5月19日の 「うちわまき」が有名です。ハート型のうちわの先にお餅を付け僧侶達に撒かれます。 これの「うちわまき梵網会」の由来は ご存知の方もいらしゃるでしょう 唐招提寺中興の祖 大悲菩薩覚盛上人(1194~1249)の御... 続きをみる

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  • 薬師寺から唐招提寺へ

    薬師寺と唐招提寺は一本の道で繋がっています。 その唐招提寺は うちわまき  天平の甍 鑑真和上などで有名です。 その境内にある 「蛇井戸」あります。 井戸の屋形に「蛇」を描いた絵が貼ってました。 土地の人に話を伺うと 井戸の水面に蛇が映っていました。この井戸に小石を投げ入れると水面に波が立ち水面に... 続きをみる

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  • 薬師寺 西ノ京№6

    薬師寺から北にタイムスリップしたような道を10分ぐらい歩くと 唐招提寺があります。大きな南門があり 金堂がその奥に静かにたたずんでいます。屋根のカーブが緩やかで それが重みを増し学びの場の雰囲気がします。 この道は朝から ご近所の方々も一緒に掃除を行い常に美しく掃除が行き届いた 道です

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  • 薬師寺 西ノ京№5

    薬師寺は戦時中 戦車を通す為に境内の中に道を作り南北に分れてます。その北側には今 玄奘三蔵伽藍と写経堂があります。 薬師寺復元には 大きな起業などの力に頼らず 人々の力を借り 人々の幸を願うのが仏の教えである当時の高田管長の考えは硬くその様なことは不可能とも言われましたが 人々に賛同され実現しまし... 続きをみる

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  • 薬師寺 西ノ京№4

    薬師寺は廃寺と言われてました。そこには 高僧達のいらしゃるお寺と伺ってました。その薬師寺を天平の創建当時の姿に戻しつつあります。金堂 西塔と食堂と工事されています。しなびた風情がありそれが良いとも耳にしますが 復元された薬師寺を目にするのを楽しみです。以前のブログでも書きましたが 最寄りの駅からは... 続きをみる

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  • 薬師寺 西ノ京№4

    薬師寺は廃寺と言われてました。そこには 高僧達のいらしゃるお寺と伺ってました。その薬師寺を天平の創建当時の姿に戻しつつあります。金堂 西塔と食堂と工事されています。しなびた風情がありそれが良いとも耳にしますが 復元された薬師寺を目にするのを楽しみです。以前のブログでも書きましたが 最寄りの駅からは... 続きをみる

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  • 正倉院展

    今日は大雨でした。 この後涼しくなるでしょうか 奈良の秋には正倉院展があります。 正倉院展は戦後21年に開催されました。 名実と共に豊かな歴史的遺産の数々の宝庫です。 過去の展示品を見て 悠久の時 を感じませんか?

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  • 薬師寺 西ノ京№3

    薬師寺の東塔が修理中です。今は西塔が復元され2つの塔がありますが 昭和50年代でしょうか それまでは 東塔のみ 西塔は火災にあい 礎石のみでした その礎石のくぼみに水が溜まりそこに東塔の全景が映りそれがとても美しいと言われてました。  今廃寺化した薬師寺から天平の美しい元の姿に復元されています。す... 続きをみる

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  • 薬師寺 西ノ京№2

    西ノ京のランドマーク的存在の薬師寺 その中でも遠くから見える 東塔と西塔 は今東塔は修理中でカバーを被った状態です。3年後に修理が終了です。  夜のライトアップで見る薬師寺は龍宮城のような感じです。 薬師寺の塔の建設には伝説があります。 工匠が天竺から渡ってきた天女が それが薬師如来様 塔の建立を... 続きをみる

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  • 薬師寺 西の京

    奈良西ノ京ランドマーク的存在の薬師寺 元は 南の今の橿原市にありました。 天武天皇が 皇后で後の持統天皇の病の回復を祈願して建立したのが「薬師寺」です そして 平城遷都にともない西ノ京に移転しました。(718年)  橿原市の薬師寺は本薬師寺と言われ今跡が残っています。 さらに 奈良高畑に新薬師寺が... 続きをみる

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  • 鐘と雨乞No3

    昨日の続きです。 奈良県 田原本町笠形(現桜井市)では7日間の雨乞の願を掛けましたが それでも雨が降らない時、 川の水が涸れた時 その時現れる池の中の井戸に「池も中ガンカラ 雨たんもれ たもたれ」を唱えながら鐘を漬けました。すると 雨を降らすことが出来ると言われています。この話は戦後十数年後の調査... 続きをみる

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  • 鐘と雨乞 No2

    今日も雨 急な雷とスコールの様な雨 夏の様でした。 昨日の続きです。  釣鐘を水に漬けて雨乞いの風習のあるところは 桜井方面に多くあります。 桜井市吉隠では寺の釣鐘を三日間」川に着け雨乞いしました。または初瀬町は半鐘を川に漬けていました。 磯城郡織田村(現桜井市)芝の広読寺は雨乞の霊験あらたかな寺... 続きをみる

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  • 鐘と雨乞

    今日も雨です。昨日雨乞いにいてブログしました。今日も雨なので雨乞いのお話します。 川西結崎に糸井神社があります。この絵は写真からで 解りにくいと思います。この絵には雨乞いの為に 村の若い衆が裸で釣鐘を担いで神社に詣り、境内の池にその釣鐘を放り込み雨を祈った内容が描かれています。この絵は明治27年に... 続きをみる

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  • 雨乞い 雨喜び

    雨が降ってきました。季節は違いますが雨乞いの話です 農作物にはとても貴重な雨   大和では 無数の溜池を作って農耕に不可欠な水の確保に努めてきました、が早魁にみまわることの多かった大和では 人々の切なる願いを込めて古来から様々な雨乞いの呪法が行われてきました。その方法に、タイマツを掲げて練り歩くヒ... 続きをみる

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  • 今週のお勧めの本  

    「大和路心景ー滅びるもの、甦るもの」                寺尾 勇著  内容は斑鳩明日香など古都編歴 歩いているような感覚で読んで頂ける本です。 有名なものでも見方をあえて 少しずらして見ることで 古代幻想にひたることの出来る内容です。

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  • 天高く馬肥ゆる秋

    急に秋らしくなって来ました。 空は秋空 気持ち良くスカイブルー その様な季節は 天高く馬肥ゆる秋 本番になってきました。 9月と10月快晴の日数は10月が遙かに多いです。 1964年の東京オリンピックの日程も過去の天気のを参考にされたそうです。 旧暦の9月13日の月を「十三夜」といい 8月15日の... 続きをみる

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  • 薬師寺 興来門

    薬師寺の最寄り駅 近鉄橿原線 西ノ京駅 以前は無かったのですが 新しく出来ました。お寺は南門が正門になるのですが 駅からの便宜さと思います。車からで夕方の写真です。 奈良の 柿の葉寿司は有名です。柿の葉で鯖寿司などを包んだお寿司 海のない奈良県では 魚は貴重 柿の葉は防腐剤の役目もがありつかわれち... 続きをみる

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  • 薬師寺から西の五条山天神社

    薬師寺から西に 赤肌焼窯元の近くに 「五条山天神社」があります。 道から奥まった所に静かに厳かにあります。   参道の入り口横に

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