「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

2020年6月のブログ記事

  • 薬師寺近くの うのん から今週のお薦めの本

    戦国時代を駆け抜けた武将の特集です。

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    大和の自然 クロマツ 外部資料 クロマツは日本の北部から四国 九州 屋久島 種子島 トカラ列島に分布している。 元来クロマツは潮風に強く古くから海岸線に防風林として林は仕立てられており、名勝旧跡として名高い海岸地方にはほとんどといってよいほどクロマツをして美景をそえ、あるいは松をして伝説由緒の基盤... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「神野の民話」から 「神野寺」 神野寺は740年、聖武天皇の天平12年、僧行基に勅して開創されたと言われる。 しかしその昔、髪生山といった頃、九州は筑紫の国から訪れた僧が庵をつくって住んでいたともいわれる。 その後、六百年時代、寺は髪生山一心院といわれ、代々一代寺であったため、無住職の時も多かった... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    大和の自然 大和の火山 ③ 外部資料 宇陀市の東部には室生火山群があって、奈良県では最も広く安山岩が噴出している。この火山群中にはペディオニーテ式岩塔式)の山、形をなすものが多く鎧岳 兜岳 具留尊山 古光山 大洞山 などがあり曽爾川その間を流れ、付近は奥香落渓と称し、特殊な美しい姿をみることが出来... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「神野の民話」から 「豊饒の杵と臼」 昔、大和の国は神野山に住む貴族たちの結婚式では、永久にかわらぬ夫婦の契りとして、椿の木で作った杵と臼を胸守りにしました。 この胸守りが何をシンボライズしているかは言うまでもないことでしょう。 なぜ椿の木を用いたかは、ツバキは木の春と書くように大へんめでたい木で... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    大和の自然 大和の火山 ③ 外部資料 二上火山群は生駒金剛山脈の中間の場所に噴出して層序が複雑であり、多種の岩石や鉱物を含んでいるから、岩石や鉱物を研究するのに好適の場所となっている。主峰の二上山は二峯に分かれ、サヌカイト黒雲母安山からなる。盆地から見るとラクダの背のようすを示し、すぐ目につく。山... 続きをみる

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  • 薬師寺近くのうのんから大和気象歳時記

    「神野の民話」から 「耀歌(かがひ)の祭と火おこし」 神代の昔、イザナミの命が、火の神伽具土の神をお産みになった時 ミホトを焼いてお亡くなりになりヨミの国へお去りになったことことは皆様もよくご承知のことでありましょう。 そこで怒った夫、イザナギの命が、伽具土の神を刀で切られた時、伽具土の神のお髪が... 続きをみる

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  • 薬師寺近くのうのんから大和気象歳時記

    大和の自然 大和の火山② 外部資料 畝傍山(199㍍)と耳成山(140㍍)天香具山(148㍍)は大和三山と呼ばれて 奈良盆地の南部の地形に変化を与え、美しい姿は人々の印象を与えている。三山のうち畝傍山は 黒雲母安山岩 耳成山は柘榴石黒雲母安山岩 その形がともに相似形の土まんじゅうのような、トロイデ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「神野の民話」から 「神野山の神々」 神代の昔、イザナギとイザナミの国造り、人造りの時、火の神伽具土の神を(どんずりぼう、えべっさん古事記説)をお産みになったイザナミの命はミホトを焼いてヨミの国へ去られた。  怒ったイザナギの命が伽具土の神を刀で切られた時、その御髪が舞い降りた所が神野山であった。... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    大和の自然 大和の火山 奈良市の東に美しい姿を見せている若草山(三笠山)万葉人の歌によまれた二上山や畝傍山 耳成山も火山であり、また室生から赤目 香落渓のあたりも火山帯で、大和の火山は昔も今も人びとと深い関係で結ばれている。 日本は火山国といわれるくらい火山活動が盛んであるが、奈良県は比較的火山活... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん ら大和気象歳時記

    「神野の民話」から 「里芋の穫れぬ畑」 弘法大師がところどころ遍歴の旅を続けながら切幡の地を通りかかられた時、ある百姓が里芋掘りをしていた。 大師は食物の持ち合わせもなく空腹を感じておられた時でもあり、その里芋があまりにもみずみずしく、おいしそうだったので、農夫に声をかけられた。 「お見事なお芋が... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    大和の自然 谷のいろいろ ② 外部資料 吉野山地から南流する十津川 北山川両渓谷が この山地二大南北交通幹線になっていのは浸食谷の二大渓谷をそのまま交通路に利用した例である。この街道は近畿の中央部から吉野山地を横切り、熊野地方に通ずる動脈と見なすべき重要性を持っている。十津川渓谷は五条市から吉野川... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「神野の民話」から 「神霊こもる神野の山」 おだやかな緑に包まれる神野の山は昔から全山が神霊のある不思議な山だといわれている。 とくに数百メートル流れるように連なるなべくら石には病いを治す不思議な力があるといわれる。 昔、ふもとに住む老女が重い病気にとりつかれた。どこの医者にかかってもなおらない不... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「神野の民話」から 「ホーラク地蔵」 北野の街道筋字下堂の大岩に高さ75センチの地蔵像がほりとけられている。「建武5年戌寅七月十 日 大夫」とかかれている。六百余年前、鎌倉時代の石仏を見る貴重な資料とされている。 昔からこの村の人たちはホーラク地蔵と呼んで交通安全のお守り様としてあがめてきた。 ホ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「神野の民話」から 「大師池と逆柳」 切幡と都祁村との境近くに弘法大師をまつる祠がある。 その前一帯は沼で柳の木が一本植えられている。 この沼は昔、底なし沼と呼ばれる深い池であった。 この池のほとりに大柳が生えなていた。直径40センチ、高さ8メートルもあったろうか、不思議なことに幹から末まで太さが... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    大和の自然 谷のいろいろ① 奈良県は山が多く 大小無数の谷地形が発達している。大きい谷についてその成因は、吉野川渓谷のように構造線に沿ってできた構造や十津川 北山川の渓谷のごとく川の浸食により生じた浸食にり生じた浸食谷もある。槢曲山脈の方向との関係で、吉野渓谷のごとく山脈の槢曲に並行するものを縦谷... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん ら大和気象歳時記

    「神野の伝説」 「潮の干満を知る硯石」 神野山から大潮の村に入る所に硯岩がある。 巾4メートル、短い方が3メートルの大岩で、岩の上に深さ20センチほどのくぼみがあり、多少の増減はあるがいつも10センチ位の潮がたまって潮はあふれもせず、全くなくなることもない。まったく不思議な岩である。 昔 大師が神... 続きをみる

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  • 薬師寺近くのうのんから大和気象歳時記

    大和の自然 大和の古文化財と気象 ③ 正倉院に限らず 宝庫は三角材の積み重ねのような格好をしたものが多い。この特殊な建築構造に対して、後世の人びとは防湿建築法と言い伝えられてそれが信じられていた。 湿度観測の結果、正倉院聖語藏内でも、全く湿度の日変化はほとんど認められない。外観構造が異なっていても... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記 

    「神の民話」から 「瓦政」 その昔 といっても明治の頃、このあたりの家の屋根は草ぶきか、たまに見られる瓦ぶきも、平らな瓦を敷き並べ、雨露をしのぐに過ぎないものであった。 それが現在のような瓦になったのは明治の半ばを過ぎていた。 今でも残る「瓦政」銘の鬼瓦や棟飾り、それは名工「瓦政」の出現であった。... 続きをみる

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  • 薬師寺近くのうのんから大和気象歳時記

    大和の自然 大和の古文化財と気象 ② 気温の一年間の変化の方は、日変化とは大分様子が違っていて、庫内でもかなり顕著な年変化を示している。八月頃には庫内では30度前後の最高気温を示し、1月下旬から2月上旬にかけて零度近くの最低気温になる。ただ、わずかに庫外より最高値は低く最低値は高いだけで、その起こ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「神野の民話」から 「他惣治天狗「」(たそじてんぐ) 昔、大潮村に他惣治という男がいた。ある晩のこと、あまり月がよいので涼みにでて三十センチぐらいの大きなホタルを見つけた。それを獲らえようとしたが手が届かない。最期に松の小枝に止まるところまでおいつめたが、そこが神野山の頂きであった。 そしてホタル... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    大和の自然 大和の文化財と気象 ① 大和は古文財が至所にあるり その宝庫である。これらは永久に保存されるべきものであって 保存と気象は大きくむすび付いていると考える。 一般にを物質を収納する箱内の気象要素のうち 保存に関係するのは気温と湿度だけといわれている。しかし 保存する物質の種類によって 気... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「神野の民話」から 「鍋倉谷の親の顔」 神野山の東北のふもとにナベクラ谷というところがある。 これは神野の天狗と伊賀の青葉の天狗がけんかした時、青葉の天狗が投げた石のあつまりであるとの言い伝えがあるが、とにかくめずらしい谷で六百メートルにわたり、谷一面にまっくろな大石がるいるいと重なりつらなってい... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「神野の民話」から 「王塚伝説」 その昔、神代の時代に ひ速日(ひのはやり)の命という女神が伊勢にお住まいになっておられた。 世の女神衆の中でもとびぬけた美しい女神であったので、世の男の神々の一番の注目になり、われもわれもと「ひのはやみこと」に恋こがれ慕いいつきまとった。 あまり多くの男の神に慕わ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くのうのんから大和気象

    大和の自然 吉野の森林 外部資料 森林にはその成立ちから大きく二つに分けられる。 一つは原始林 もう一つは人工林である。 その他方の人踏未踏で7だれも入ったことのない森林もある。まさしく原始林である。 吉野の森林は中原始林としての条件を備える森林が非常に多く存在し、しかもこの原始林の状態が気候的に... 続きをみる

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  • 薬師寺近くのうのんから大和気象歳時記

    大和の自然 おは付きイチョウ 外部資料 イチョウは2億年前のジュラ紀時代に地球上に全盛をきわめて繁茂していた。生きた化石植物の中でも格別なものである。 今のイチョウはこの大昔のイチョウの子孫の一部がわずかながら中国に残存しておりそれを人為的に増殖したものである。 日本には相当古くから 渡来したもの... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    「神野の民話」から  「神野山の魔除け からす天狗の由来」 今は昔、大和の神野山は大杉一本のほか何ひとつないはげ山で、そこに女のからす天狗が住んでいました。またはるか彼方にある伊賀の青葉山には、草木が生いしげり、美しい岩山があってそこには、男衆の天狗が住んでいました。 ある時、ふとしたことからこの... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    大和の自然 微気象から見た植物分布 好循環形成 春日奥山妙見宮下の谷に カキカズラが自生している。カキカズラは南方植物。したがって冬の気温 地温が第一に問題であるが 奈良市内より気温1.5度以上高く 地温ともやや高く0度以下に下がらない。また南向きの谷で寒風を遮り四周を樹木で囲まれ 霜 霧柱もない... 続きをみる

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  • 薬師寺近くのうのんから大和気象歳時記

    「神野の民話」からさし絵もそのまま紹介させて頂き真す。 まだ ステイホーム 民話を楽しんで頂ければ幸いです。 「神野の天狗」 その昔、神野山ははげ山で荒々しい岩はだがむき出しになった頂上に、たった1本の杉の木が、にょっきりつっ立っているだけでした。 この山に住む天狗衆は、やっぱり天狗が住んでいる向... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    大和の自然 ソハヤキイカリソウ 外部資料 イカリソウという植物は、メギ科に属するものでよく知られているが、ソハヤキイカリソウはあまり知られていないように思われるが これは大和の珍しい植物の一つである。ソハヤキとは 瀬戸内海出現以前に分布していた植物であるという意味でその名をつけられたものである。

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    大和の自然 カワチトリカブト(ヤマトトリカブト) 古くから 観賞用に栽培 外部資料(ヤマトトリカブト) カワチトリカブトは金剛山で発見されたので カワチ 名前が付いている。カワチトリカブトはアイヌの人々は狩りの際使ったと聞いたことがある。毒性分はトリカブトによりちがうが ヨーロッパ産のものを漢方薬... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのんから今週のお薦めの本

    奈良県と三重県の境にある神野山に残る民話です まだまだステイホーム 梅雨とつづきます お話を紹介させて頂きたいと思っています

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記 

    大和の自然 クマガエソウ 外部資料 熊谷次郎真実は源氏の旗頭で、郵送無双の荒武者である。判官義経の幕下に属し アオ毛の馬にムチ打ち 黒母衣に須磨の浦の風をはらまし、威風サッソウとして大いに一ノ谷に戦うや、花の盛りの敦盛をたおして無茶をさとり、ついに出家、雪水の僧となる。・・・とは源氏物語の一節であ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    大和の自然 外部資料 大台のカムリゴケ 大台ヶ原に登山すると頂上付近の岩石が灰緑色を帯びているのを見る。よく見ると灰緑色の粒状またはイボ状の上に高さ3~5㍉で先端黒色 長頭状にふくれ、灰緑色の柄をもった地衣がある。これは元日本特産の種であり 日本以外に韓国 にも分布しており 四国石鎚山が南限となり... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    大和の自然 長谷寺の牡丹 外部資料 日本に牡丹が初めて渡来したのは 十世紀約千年ばかり前で最初は筑前辺りに来たとされている。その牡丹は万葉集古今集に詠じられていない。おそらく日本に中国から牡丹が入って来た当時は薬用植物として栽植されその美しさに魅力を感じ観賞の価値的が高い品種を作り出して 文人歌人... 続きをみる

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  • 薬師寺近くのうのんから大和気象歳時記

    大和の自然 昔は薬用だけに 大和のぼたん 外部資料 現在日本で栽培している牡丹は200の品種以上がある。牡丹の古里は中国 そこには原種が野生しているようである。 牡丹を観賞用に扱うようになったのは、唐時代以前にうは野生の牡丹は単に薬用に供していたに過ぎない。中国では 6世紀のころから薬用植物増産の... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    大和の自然 ガン治療に服用 効きは不明 ハデコイをガン治療に求める人は成福寺の村にやって来て村「年番」に申出る。年番は受付けの役目をするもので控え帳に客の住所姓名を記録した後「取番」に取次ぐ。そこで取番は寒谷にでかけて採集してくることになる。これらの役はいわば一種の権利のようなものと考えられ、村1... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    大和の自然 ガンに効くといわれる 効果は不明のハデコイ 外部資料 山辺群都祁の吐山から西ノ方 山へ向かって入っていくと 成福寺という寺がある。この寺の近くの寒谷の近くにすむハデコイという動物をその谷の水と一緒に飲み込めば 諸病にききめがある ということが古くからいわれてきた。特に胃がん 食道ガンな... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    大和の自然 伝説の魚 魚を使って運勢占い 3 外部資料 宇陀市三本松の鎌倉川という川という川に鎌倉滝という滝がかっかている。北条時頼が諸国行脚の途中、病を得てここにイオリを結び養生した。それで鎌倉の名がついたのである。養生中のある日、時頼は漁師の焼いている魚をもらって滝ツボに放してやった。「魚が生... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から今週のお薦めの本

    1,000年以上の昔 飛鳥京 藤原京 平城京の時代古代人の間に語りつがれた民話それを今わかりやすく表わされたものです。 奈良の書店が発行されたものです

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  • 薬師寺近くの うのん から大和の気象歳時記

    大和の自然 魚を使って運勢占い 2 伝説の魚 ウグイ を天皇の献上した話の続きである。 天皇にお出しした ウグイの料理は焼魚であったとし、その片面だけ焼けたのを天皇がとりあげて、「これを水に放して生き返ったら、自分は敵から無事逃れることができる。魚が生き変えられなかったら、自分もダメだ」と卦を立て... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    大和の自然 伝説の魚 魚を使って運勢占い 外部資料 吉野川に沿った国栖の村に面白い伝説がある。 むかし 天武天皇が大伴皇子に襲われ、その追及をのがれて吉野の奥に逃げ、岩屋のなかに忍んでおられたとき、国栖の翁がお召上がりものにと、ウグイという魚を料理して奉った。時経て天皇が位につかれたのち、そのとき... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    大和の自然 毒流し 外部資料 法律で禁じられているが 川の魚をとるのに 毒を流してとる方法が昔あった。 サンショウの木の皮をむきとって熱湯でゆで臼の中で突きこわし 団子にし川のなかでこの団子をもみつぶすと、川の下の魚はこの毒にあてられて水面に浮き上がる。ナマズやウナギのように石の下や穴の中で隠れて... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    大和の自然 カモシカ 外部資料 シカということばがついていて 形もシカににているが、シカの類ではないこと、生えたままで年々落ちては生え替わるというようなこと。角の点だけでもたしかにシカの類ではないことがわかる。 大和では大台ヶ原から大峯、行者還、弥山などの吉野群 さらに西は和歌山県に隣接する護摩ノ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    大和の自然 おおかみ  明治38年(1905年)鷲家口で捕獲 大和の動物で忘れることのできないものは、すでに絶滅したと考えられるオオカミである。わが国特産の動物の一つである。日本オオカミ(ヤマイヌ)は、1905年(明治38年)吉野群旧小川村鷲家日で捕らえられたのが はからずも地球上のおける最期の一... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    大和の自然 「ユキノシタ」 外部資料 医学の発達しなかったころの田舎の家々では、いつ何時でも薬を手に入れることは決して楽ではなかった。そこでいつでも使えるように薬草の乾物を保存しておいたり、生きた薬木 薬草を庭先に植え込んで応急に備えていたものである。つまり庭先は備急薬草園となっていたのである。備... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

    大和の自然 山間湿地などに野生 ミソハギ 外部資料 みそはぎや 水につければ風が吹く。 一帯は亡き妻の新盆にミソハギの一枝を霊前にささげ愛惜の涙を注いだ名句である。真夏のころ庭の片隅に淡紅色の花が咲きかおるミソハギの一枝をウラ盆の飾りといて仏前にささげ、なき方の浮世にあこがれさまよい来る霊魂を慰め... 続きをみる

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