「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

2022年7月のブログ記事

  • 薬師寺近くの うのん から 葉月のお知らせ

    お勧めの本 大仏様造営に尽力された行基様のことが特集されたます。 奈良に住む我々はよく知っている僧侶です。 近鉄奈良駅の東側の噴水の上に像があります。 親しみを感じる僧侶です 今月のお休み予定 1日(月)2日(火) 8日(月)9日(火) 15日(月)16日(火) 21日(日)22日(月)23日(火... 続きをみる

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  • 佐保路

    転害門 外部資料 転害門からまっすぐ西にのびる大通りが一条通り。平城京の南一条大通りにあたる。途中で道が佐保川を渡り、川が道とほぼ平行して流れるのでこの道を昔は「佐保路」とよんだ。この道筋には、聖武天皇陵・光明皇后陵 外部資料 興福院 外部資料 不退寺・うわなべ・こなべ古墳・磐之姫命陵・海竜寺・法... 続きをみる

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  • まんなおし地蔵

    外部資料 東大寺の大門、転害門の北東一帯が雑司(ぞうし)町。大仏殿の裏側になる。二月堂の北側を東へ100メートルほどのぼると小さな石地蔵がある。 まんなおし地蔵という。商売繁盛にご利益があるといい、お詣りすると地蔵さんの近くの土中に銭を埋め、前に誰かが埋めた銭を探して持って帰ると ゲンがよいという... 続きをみる

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  • 奈良町

    春日大社 東大寺 興福寺の大社大寺や目抜き通りの散策は欠かせないが、裏通り歩きや周辺の散策もまた奈良の町の素顔が見られて楽しい。狭い横丁や、ゆるやかな石畳みの道、草むすお堂やひっそりとたたずむ小社など、また軒の低い間口のせまい町並みもまた趣がある。 大仏前を南に行くと高畑破石に出る。 破石の辻 は... 続きをみる

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  • 奈良町

    春日大社 東大寺 興福寺の大社大寺や目抜き通りの散策は欠かせないが、裏通り歩きや周辺の散策もまた奈良の町の素顔が見られて楽しい。狭い横丁や、ゆるやかな石畳みの道、草むすお堂やひっそりとたたずむ小社など、また軒の低い間口のせまい町並みもまた趣がある。 大仏前を南に行くと高畑破石に出る。 破石の辻 は... 続きをみる

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  • 春日野 新薬師寺

    外部資料 昔 春日大社に夜な夜な子供の泣き声がした。神人があやしんでその声を求めていくと、本殿の中からその声が出てくる。おそるおそる聞いてみるとか春日様は地蔵様の姿であった。そして、 「新薬師寺へいきたい」 と言われた。それですぐに新薬師寺に移し、毎年春日から五升の米を寺に届けるようになった。今、... 続きをみる

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  • 転害門

    外部資料 東大寺西北の大門を転害門という。手貝門・手搔門・手蓋門とも書いた。東大寺創建にさいして、宇佐八幡が迎えられたとき、八幡がこの門から入って、みちみち殺生禁断されたので、転害門と名づけたというし、手向山八幡の転害門の渡御がこの門まで行われるからだともいう。また大仏開眼の導師として天竺から菩提... 続きをみる

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  • 春日野 采女

    采女神社の祭りは、采女が月夜に身を投げたということから、毎年中秋の名月の夜に行われる。 外部資料 十五夜の月が春日山と高円山の谷あいから美しい姿を現すころから、舳にみごとな竜頭をつけ、舷にはきれいな雪洞を立て、真ん中に花扇を立てた花扇舟が猿沢池を周り、花扇を水面に浮かべて采女の霊をなぐさめる。集ま... 続きをみる

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  • 奈良の伝説 春日野

    奈良の三条通りはメインストリート。 平城京の三条大路にあたる。この道を東に向かう坂道の南側に猿沢池が見える。周囲360メートルのささやかな池、興福寺の放生池としてつくられた池で、昔から 水三分に魚七分、すまず、にいごらず、でずいらず、かえるわかず、もはえず と七不思議が語られている。 外部資料 外... 続きをみる

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  • そうめん節

    外部資料 三輪素麺は素麺の元祖です。 その素麺は有名ですが 節はあまりみかけないものです。 三輪神社の近くの素麺屋さんでは店頭でよく見かけます。 ■住所奈良県奈良市七条1丁目11-14 ■℡0742‐43‐8152 ■✉honcafeunon.nara.nisinokyo@gmail.com

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  • 吉野川のアユ

    外部資料 アユはあ川魚の中で最も気品の高いものとして賞味される。 アユは「’鮎」と書き、また年魚 香魚 とも書く。 年魚よは、一年きりのはかない生命の魚ということである。晩秋のころに河口近くでふ化したよう魚は、海に下り、翌年の早春に川に戻ってさかのぼる。五~六月ころは若アユと呼ばれ、さらに川をさか... 続きをみる

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  • かきもち

    外部資料 「おかき」とよばれるかきもちは、漢字で欠餅または掻餅と書く。字のとおり、お正月の鏡餅を処理するのに刃物で切ることを嫌って手で欠き割ったことから、このように呼ばれたといわれる。つまり鏡開きの餅のことで、後にかきもちとして別につくようになったという。 「雍州府志」(ようしゅうふし)という古い... 続きをみる

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  • 中秋の名月と采女まつり

    外部資料 旧暦の八月十五日、中秋の名月は農家では、「芋名月」といい、うるう年には十三個、平年は十二個の里芋を、その葉にのせて一升ますに入れて供え,一升瓶にススキとハギを生け、お神酒を添えて、お月さまの見える縁側に飾る。里芋と共にサツマイモを供えるところもある。そして、この日は芋ご飯を炊いて食べる習... 続きをみる

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  • 林神社の 饅頭まつり

    外部資料 近鉄奈良駅から少し南に 「漢国神社」がある。 その境内は広く、奥に林神社がある。 祭神は林浄因といい、わが国で初めてまんじゅをつくった人で、菓祖として祭られ、毎年4月19日には、「饅頭まつり」が行われる。 わが国の菓子のルーツをたどると、古くは果物のことで、伝説として「古事記」にある野ブ... 続きをみる

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  • 外部資料 飛鳥時代に、中国や朝鮮半島を経て、牛乳の飲用や「酪」や「蘇」などという乳製品が伝えられている。酪や蘇は一種のチーズにあたるように思われているが、今の作り方と違って牛乳を煮詰めて固めたものである。 蘇はだれしも食べられたものではなく、貴族の間で薬のようにして、また特別な宴を開く時にだけ用い... 続きをみる

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  • 豆腐料理

    外部資料 豆腐のルーツは、約二千年前に中国で生まれたものと伝えられている。わが国へは遣唐使によって奈良時代にその製法が伝来し、日本最古の精進料理といわれる東大寺の結解料理にも 「揚げ豆腐」があり、また東大寺二月堂の修二会(お水取り)の連行僧が食事をする献立の中にも「豆腐の味噌汁」や「ひろうす」など... 続きをみる

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  • おみい

    外部資料 みそ雑炊のことを「おみい」という。雑炊の語源は古くは「こながき」といい、雑炊の粉を熱湯の粉を熱湯でかき混ぜて捕食または薬食にしていたが、後に多くの水を加えて穀類の汁となり「増水」が後に「雑炊」と当て字が使われるようになったのは、穀類のほかに野菜類や肉類を加えるようになってからで、関西では... 続きをみる

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  • ごんざ

    外部資料 大和の国中では、秋祭りの宵宮には頭屋(とうや)が祭りのごちそうをつくり、氏子にふるまう習慣が今でもあるようだ。頭屋とは、氏子が一年交代で務める氏神さまの世話役のことである。頭屋の仕事は正月のしめ縄の「とんど」に始まり、「麦秋」、田植えの終わる「さなぶり」や二百十日の無事を祈ったり、田の神... 続きをみる

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  • 奈良の酒 南都あられ酒

    外部資料 平常宮跡から発掘された木簡にも「造酒司」という文字が見える。およそ酒は、世界の国々でも神話の中に必ず存在し、人類の生存するところに自然発生したものと思われる。果実が自然に発酵して酒になり、畜乳が自然発酵して乳酒になり、農耕時代には、穀類を口中でかんで唾液で糖化されたものを吐き出して、自然... 続きをみる

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  • 三輪そうめん とにゅう麺

    外部資料 素麺は多く夏向きの食品におもわれるが、「大和」では「にゅうめん」として年中食べられる。夏は温かいのを冷たくして、冬は、温かいままいただく。「にゅうめん」は煮麺のことである。 「にゅうめん」は、お吸い物より少し濃いめの味を付けた汁にゆでた素麺を入れ、ひと煮立ちすれば丼鉢に汁と共に入れて、か... 続きをみる

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  • 正暦寺の 中風封じのかぼちゃ料理

    外部資料 奈良市東南部 菩提山川に沿ったところに 正暦寺がある。 正暦寺は正暦三年(992)に関白藤原兼家の子兼俊によって建立された寺である。古くから真言宗の道場として修二会 仏生会 厄除け祈祷など種々の行事が行われている。 寺の行事の一つに、冬至の日に「中風封じ」の祈祷が行われ、カボチャ料理を参... 続きをみる

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  • 寒ブナの柔煮 大和の味

    昔 大和には一万数千のため池(稲作用)があったといわれている。この池にフナの稚魚が放たれている。 稲刈りが終わると田に水を引く必要がないので、放水して池を干し、フナ捕りが始まる。寒ブナといって、このころのフナが最もおいしいのである。 十センチから十五センチくらいまでのフナを、二、三日きれいな水で泳... 続きをみる

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