「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

大和の自然
山間湿地などに野生
ミソハギ

外部資料

みそはぎや 水につければ風が吹く。
一帯は亡き妻の新盆にミソハギの一枝を霊前にささげ愛惜の涙を注いだ名句である。真夏のころ庭の片隅に淡紅色の花が咲きかおるミソハギの一枝をウラ盆の飾りといて仏前にささげ、なき方の浮世にあこがれさまよい来る霊魂を慰める尊重され栽培されてきた野草である。
鼠尾草(ミソハギ)や、身にかからざる 露もなし
の俳句にもあるように鼠尾草とも呼ばれている。
ミソハギは本州 四国 九州に分布する植物であって大和では大和高原 宇陀 吉野地方の山地の湿地にチラホラ野生している

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