「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

2017年12月のブログ記事

  • 薬師寺近くから 来月の予定です

    薬師寺近くの 本のある喫茶店 うのん 元旦 2日 3日は午前9時から5時半まで営業いたします お休みは 4日(木) 5日(金)      15日(月)      22日(月)      29日(月)  イベントのおしらせ      パーソナルカラリストによる      パーソナルカラー講座&診断 ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 大晦日

    大晦日の日清らかな山砂(川砂の所もあります)を氏神様から家まで引き 門家から母屋へ牛小舎 納屋 などのお正月神様の通道と作ります。 今は殆ど見ることがなくなった この辺り(西ノ京)風習です ブログお越し頂きありがとうございます 来年が皆様にとって 幸多き年になりますようにお祈りいたします。 また ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 春日若宮おん祭

    後宴の能 12月18日午後1時 於御旅所 さしもの大祭も終わりを告げた御旅所ですが午後1時からは 奉納相撲 そして芝舞台では神事奉仕者の慰労のため 仮御殿を背にして能が三番狂言が二番執り行われます。これを古くから「後日の能」といって冬の春日野に今年1年の別れを告げる大和の風物詩として風情の深いもの... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 春日若宮おん祭

    御旅所祭 12月17日午後3時より午後10時半頃まで 於御旅所  仮殿前の芝舞台では 本祭りの中心行事である御旅所祭が執行されます。この時献じられる神供は特に御染御供と称される美しいものです。宮司の奉弊 祝詞奏上に続いて日使が祝御弊を棒げ祝詞を奏上します。この頃参道では大和士の差配によって流鏑馬が... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 春日若宮おん祭

    おん祭お渡り式 「南大門交名之儀」なんだいもんきょうにょうのぎ 12月17日午後1時頃より於興福寺南大門までを下の渡り一の鳥居より御旅所までを上の渡りといいます。南大門に衆従が出仕し所役に遺漏れなきかを確かめます。特に興福寺に縁故の深い役柄は名乗のことがあります。 松の下式 12月17日午後頃より... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 春日若宮おん祭

    おん祭お渡り式の十一番です 「大和士」古くは六党の大和士が参仕しましたが豊臣秀長によって長谷川党のみが残り、明治維新以降旧神領の民がこれを勤めています。願主役・御師役・馬場役を中心として随兵などもこれに従います。かつてはその名の如く祭礼を主催した役どころです。 十二番「大名行列」お渡りの最後尾に大... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 春日若宮おん祭

    おん祭お渡り 第九番からです 「将馬」(いきせうま) かつては40余頭の馬を牽きお渡りに参仕しました。この他に人が馬上に乗る馬込馬も百三十余頭出仕した。現在数は少ないものの将馬の伝統を残しています。 第十番「野太刀」 野太刀・中太刀・小太刀などいずれも巨大な作り物の太刀やまた薙刀数槍が続きます風流... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 春日若宮おん祭

    おん祭 お渡り式のf第七番です 「競馬」元は五双の競馬が左右の勝敗を決するものでした。これを受けて勝負舞である舞楽の陵王と納曽利の順序を決することとなっています。 第八番「流鏑馬」大和士の重儀とされる稚児流鏑馬で揚児(あげのちぃご)射手児が勤士しています。大和国内の大小名より出される数槍は すべて... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 本の紹介です

    「奈良の小寺」 著者 小林月史氏 著者は NHK奈良放送局長として 奈良に3年間お住まいになられてました。 その間にペンと足で小寺研究をされました。 奈良には 大きく有名な社寺仏閣が多くあり 研究もされています。その影に隠れて由緒ある小寺についての内容の本です。歴史上からは表されていない暖かみのあ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 春日若宮おん祭

    おん祭 お渡り式で第五番目「田楽」 かつて興福寺が最も力をいれた芸能です。装飾賜りをはじめ各種の行事を経て祭りへと参ずるものでした。笛役が頭に被る花豆の人形は、奈良一刀彫の起源と言われています。 第六番「馬長児」(ばちょうのちご)  古くは一つ物といわれる稚児でその後ろには見る恋・逢ふ恋・忍ぶ恋な... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 春日若宮おん祭

    今日もお渡り式の続きです 第四番「猿楽」大和猿楽の名を今に遺すもので 現在は金春一家が出仕します。一の鳥居内の松の下で有名な「松の下式」を奉仕し、開口 弓矢立会また大蔵流狂言方の三笠風流があります。御旅所入口で行なわれる將明けの儀はラチがアクの語源とも言われ 金春大夫に限られた所作です。

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  • 薬師寺近くから 春日若宮おん祭

    おん祭のお渡り式の二番に登場するのは 「巫女」若宮常駐の拝殿八乙女をはじめ,郷の神子・八嶋神子・奈良神子がそれぞれの由緒によって出仕します。 第三番には「細男(せいのお)・相撲」細男座が騎馬で出仕、細男は我が国の芸能中最も謎を秘めた芸能で神功皇后が細男を舞わしめ磯良を海中より召された等の伝承より八... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 春日若宮おん祭

    お渡り式 第一番 「日使」祭りの願主関白忠通公は 第一回目の祭礼の時、俄の病で供の楽人を使として神前へ遣じました。これが日の使の起源と伝えられ、以後連綿と代参ばかりです。先頭はかつて興福寺より戸上 柏手の両公人が梅白杖(うめのずわえ)・祝御弊を奉じて先頭に立ち東遊を舞う十列児(とうれつちご)や陪従... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 春日若宮おん祭

    今日で7回目です 本殿祭 十二月十七日午前九時 於本社及び若宮社古くは「御留守事」といって春日大宮と若宮へ「御留守事の神供を奉る行事で相嘗祭に相当します。現在本社に続いて若宮で奉仕しますが以前は若宮については御旅所より神供を献じたといいます。 お渡り式 十二月十七日午後十二時 旧興福寺境内出発 こ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 春日若宮おん祭

    暁祭 12月17日午前一時 於御旅所 神霊の入御の後すぐ仮殿左右に「植松」が奉仕され若松が盛る砂の上に建てられます。続いて黒木の仮御殿に「瓜灯龍」と呼ぶ瓜型の灯龍が吊り下げられます。そして暁祭の時を迎え種々の供物が御旅所の神前に献じられ神楽の奉納があります。称宣家の大宮氏より「素合の御供」も献じら... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 本の紹介です

    今日は 春日若宮おん祭の最大イベント お渡り式のおこなわれます。 春日大社の参道 三条通りには多くの人が集まっていらしゃると思いいます。 本のある喫茶店 うのん からの 本の紹介です    著者 細呂木 千鶴子氏 史跡や祭を訪ね歩き親しみやすく紹介されている本の内容です。ただ見ているだけではなく ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 春日若宮おん祭

    還幸之儀 十二月十七日午前零時 若宮出発御旅所迄若宮様を深夜「御旅所」へとお遷しする最も神秘な行事であり古来一切の灯火を禁じる事になっています。「第三の乱声」の声を受けて南都楽所の楽人が笛で乱声を発し、次に「拝殿の御格子上げられい」の声で拝殿の格子を揚げて、夜明けとみなしそれより神霊を榊の枝を以て... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 春日若宮おん祭

    宵宮祭と宵宮詣 十二月十六日午後二時頃 大和士一行が御弊を先頭に大宿所より若宮と大宮へ社参します。若宮では奉幣の事などがあって拝礼の後大宮で拝礼があります。古くは大宮と若宮拝舎で奉納の馬を牽くく事や神楽の奉奏があり帰途流鏑馬の稽古をすることとなっています。午後四時には宵宮祭が執行されます。この祭事... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 春日若宮おん祭

    若宮祭の諸儀 縄棟祭 十月一日午前十一時 於春日野御旅所 御旅所仮御殿の起工式で 「春日縄棟座」を名乗る大柳生の片岡家が奉仕します。推松52本と縄52尋でやがたを組みあげ その前で祭典があります。この場所は氷室神社の氏子区域にあることから、氷室神社の祭礼当日氷室さんが神興で社を出発された留守の間に... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 春日若宮おん祭

    おん祭 の起源保延二年(1136年 崇徳天皇)その頃 日本中は荒れていました。折から霖雨(ながあめ)による洪水で飢餓や疫病が各地に蔓延し、国内は完全に疲弊していました。時の関藤原忠通は九月十七日に若宮神を春日の行官にお迎えし、丁寧な祭礼を奉仕したのがこの祭礼の始まりです。 この霊験あって翌年からは... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 春日若宮おん祭№2

    昨日に続き奈良の「おん祭」です 若宮の稀出現については長保五年(1003年 一条天皇時代)三月三日巳の刻とされ、神秘な形を似て出現されたそうです。御祭神名は若宮神主家の秘説として永らく秘事とされてきました。そのお名前は五所王子と申し上げ 天神雲根命と伝えられています。(中臣寿詞にある水徳の神)御出... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから  春日若宮おん祭り

    年末になり 奈良で一番最後のお祭は 「春日若宮おん祭」です 平城京の東方、春日山の蓮峰を背にして秀麗な山容を誇る御蓋山は、かつて阿部仲麿が望郷の念を抱いて、遙か唐土より詠じた「春日なるみかさの山」であって太古より大和の霊山と称えられている神奈備山です。その中腹に坐す現 春日大社は奈良時代の末神護景... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 本の紹介

    今週のお薦めの本は 「日本の仏教と奈良」   著者 岩城隆利氏  明石出版 日本の仏教のふるさと 奈良の寺院を中心に仏教の盛衰を日本史の流れの中でとらえ 高僧の思想 庶民の信仰生活をわかりやすく解説したほんです。

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  • 薬師寺近くから 室生寺№2

    室生寺は室生火山群の流紋岩柱状節理(りゅもんがんちゅうせつり)の絶壁となってます 境内にもそれを見ることができます。 室生川に臨む標高400㍍の山腹には木々に覆われて伽藍が配置されています。仁王門からその横に幅の広い石段 金堂 弥勒堂さらに 五重塔があります。 この塔は室生で最も古い建物で 高さ1... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 室生寺

    長谷寺から東へ山の中へ 室生川添って奥へ進むと朱色のい橋がありそこが室生寺の入口です。 室生寺は女人高野とよばれています。高野奥の院が女人禁制を守ったとき 同じ真言宗のお寺として女性に門戸を開きました。それが 女人高野 と呼ばれるゆえんです。室生寺は天武天皇(681年)の勅願により 役行者(えんの... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 長谷寺№2

    長谷寺のある地は万葉集にもうたわれていて 豊初瀬(とよはつせ) 泊瀬(はつせ)と呼ばれているところでした。そこから 長谷寺は 初瀬寺、泊瀬寺 豊山寺ともいわれてました。 ご本尊は十一面観世音菩薩(重要文化財)は10㍍余で光背は12㍍余 楠の霊木で造られ国内最大木造仏です。金色に輝くご本尊です。

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  • 薬師寺近くから 長谷寺

    山辺の道は 帯解寺から清洲の里に続き奈良市内 白毫寺へと続来ます 一度ブログ載せたので後日また詳しくブログします。 その山辺の道は 大神神社から書き出しましたので 同じ桜井市にある有名なお寺 長谷寺に移ります。 長谷寺は山号を 豊山(ぶさん)と称されます。 長谷寺は西国三十三ヵ所観音霊場として第八... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 今月のお休み

    第2弾です  今月のお休みは先程のブログ通りです  12月 11日(月)13日(水)18日(月)25日(月)30日(土)31日(日) です それと1月 1日(月)2日(火)3火(水)は営業します。 同じことですが 店内の写真を入れるの忘れましたので 再ブログです 宜しくお願いします 小さすぎて驚か... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 今月のお休み

    いつもブログ見ていただきありがとうございます。 小さなライブラリーカフェ 本のある喫茶店 うのん 今年5月にオープンさせました。 今月のお店のお休みは 4日(月) 11日(月) 13日(水)18日(月)25日(月)30日(土)31日(日)です 来年 1月1日(月) 2日(火) 3日(水)は営業しま... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 帯解寺

    山辺の道から少し西の方角に 帯解寺(おびとけでら)は 上街道に面しています。 この寺は「帯解の子安地蔵さん」と知られています。現在も多くの方が安産祈願のために参詣されています。 文徳天皇(827年~858年)の皇后の染殿が懐胎の時帯解寺の地蔵尊に祈願されましたところ無事後の清和天皇を安産されました... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 大和の気象歳時記

    外部データーです 気象現象は気圧配置と地理 地形でほぼきまりますが その場合 海面の広さやその水温分布が大きな影響を持ちます。例えば 北陸の冬の大雪は日本海の水温分布が重要な役割を演じていますが その日本海の現在の水温分布は日本と大陸との間が海峡で切れていることによって今の姿になりました。 同じく... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 石上神宮

    石上神宮は大和朝廷の武器倉庫と言われいます。軍事を担当していた物部氏がこの神宮を治めており 勢力を張っていたのでした。 日本書紀によると 百済から貴信された鉄楯 七支刀など他にはない神宝が千数百年の間保管されていました。 また近くに流れる布留川があります 昔 布留川に一振りの剣が流れてきました。触... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 本の紹介

    大和の年中行事 大和 奈良の行事の紹介です 奈良の都は京古代を表現するかの如く 雄々しく 力強さを感じるものが多くあります。 特に「火」が登場するお祭りです 「’火」は周囲を照らし 獲物を焼く 煮る また道具を作るなど生活に潤いを与えてくれるものです。 太陽と同じ赤い色をしていて燃え上がることから... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 山辺の道

    大和神社 山辺の道から少し西側に大鳥居が立つ神社です。 4月1日に 「ちゃんちゃん祭」があります。この日は 農家にとって休みで 豊作祈願を祭によって行ないます。 大和で最も早い祭で最後は 春日大社の 「おん祭」です。そこで 「祭り始めはちゃんちゃん祭 祭りおさめはおん祭り」 と言われています。 こ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くから 長岳寺

    大神神社から北に進んでいくと 東側は山々に添った道です。その中でも平坦な道沿いに長岳寺はあります。お庭の花で有名です。花で有名な社寺は多くありますが 長岳寺もその一つです。入口には「下馬」と書かれた札がありそこから整備仕切れていない花の中を歩くと 平安時代の作と言われる日本最古の楼門があります。 ... 続きをみる

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