「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

2019年5月のブログ記事

  • 薬師寺近くのうのんから 大和の気象歳時記

    大和の自然 水害南部2 昭和28年7月18日の奥吉野の豪雨があった。これは日本海中部の低気圧から南にのびた不連続線のため起こったもので 吉野熊野の山岳地帯へ南西気流が集中して局地的豪雨となり 十津川筋の一部に550㎜の7雨が集中した。大塔 野迫川 十津川の各村では山崩れのため 家屋が倒壊あるいは埋... 続きをみる

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  • 薬師寺近くのうのんから 大和の気象歳時記

    大和の自然 水害南部  外部資料 辻堂八郎橋 大和の南部 奥吉野山間部の豪雨による被害は 浸水さわぎではなく豪雨による土砂崩れが主に起こる。 日本水害史に残る明治22年8月18日 19日の十津川水災も山崩れが起こした惨害であった。元来十津川の地質は粘板岩と灰硅岩が主で雨水の浸透により分解してボロボ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くのうのんから 大和の気象歳時記

    大和の自然 水害 台風 今から60年以上古い話であるが 奈良県の台風における水害  昭和27年(1952年)以来毎年の様に水害が起こっていて 特に昭和27年6月 7月の連続豪雨と昭和38年9月25日の台風13号による大水がはなはだしかった。前者は6月23日のダイナ台風による豪雨7月1日から3日まで... 続きをみる

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  • 薬師寺近くのうのんから 大和の気象歳時記

    大和の自然 水害 外部資料 奈良県は温暖で災害も少ないと考えられるが 昔からの大和の水害に対する現在に至るまでの問題です。 大和の水害のはなはだしさは雨量の少ない北部である。これは大和川をはじめ各河川の河床が高く 破堤という災害現象が起こるからである。災害対策として 流域雨量と水位との関係を熟知す... 続きをみる

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  • 薬師寺近くのうのんから 大和の気象歳時記

    大和の自然 大峯山頂 外部資料 山上岳一帯の大峯は年中強い西風を受けている所で 樹木の枝葉などには完全に東にたなびいて育っている。このためか山上ヶ岳は大台ヶ原よりも気温変化の較差が大である。大峯山系北部一帯は西風のもたらした気流によって降る雨は 西風気流の山岳による強制上昇気流に変るさいの雨らしい... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から 大和の気象歳時記

    大和の自然 吉野群山のこううう機構 大台ヶ原山を含む台高山脈系および山上ヶ岳から南下する大峯山脈系はいずれも南北に走っていて 縦断しているために両者の降雨機構は違っている。さらに西方和歌山県境にある荒神岳一帯は山魂をなしているために、前二者とまた異なる雨の降り方をする。 台高山脈  外部資料 また... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和の気象歳時記

      大和の自然  気象観測網とその変遷 外部資料 明治30年1月現在の橿原市八木町(現在法務局地)に、奈良県八木測候所が設立されたのは、当時の気象業務の主体が農業気象の確立にあったので、大和平野の中央位置で気象観測をしようという意味が多分に含まれていたのでる。測候所の役割と同時に玉置山・ 小森・南... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から今週のお勧めの本

    日本の民俗学 特に物を対象とした物質文化 生活文化 を絵巻と供に描かれています

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  • 薬師寺近くの うのん から大和の気象歳時記

    大和の自然 珍しい気象管理 外部資料 随分古い話ですが 第1回高校生登山大会が大台ヶ原を中心とする吉野山群一杯で行なわれた この時台風7号が沖縄 に接近していて、大台ヶ原で大雨に遭遇する危険性があった。登山途中から豪雨に会い 翌日には終日土砂降の雨が山頂を見舞った。当時は携帯ラジオの時代 それで気... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から 大和の気象歳事記

    大和の自然 南は豪雨北は乾燥 外部資料 外部資料 地図較べながらブログ読んでください  大和を吉野川で南部と北部に分けると 北部の乾燥に対して南部は大雨湿地となっている。これは大和平原の干魃や吉野山間部の大雨が有名である。 昭和の始め(確か3年?)7月16日日本列島東方海上に強い高気圧があって 日... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から 大和の気象歳事記

    大和の自然 凹地の平面に 大和棟ト違った草葺きの寄棟  徳川時代になるとお伊勢参りが盛んにおこなわれた時に、大和北部の人々は櫟本 福住 並松 白石 染田 小原 笠間 名張 と通って伊勢にお参りしたのである。これがために街道筋の村落には茶屋(休憩所)旅館の営業した家があって白石の魚屋 鶴屋はそれで ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くのうのんから 大和の気象

    大和の自然と 大和高原を平地部の人々は東山と呼んでいる。それは 金剛山や生駒山と異なった性格の山とは感がえられないからである。東山中へ行くのに 室生口大野」から馳 から 天理 奈良から車で簡単に行ける。友田 白石の都祁村は こんな山中にこんな大きな盆地があるのに驚きを感じるところである。この地方の... 続きをみる

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  •  薬師寺近くのうのんから 大和の気象歳事記

    大和の自然 準平原からなる大和高原 高原の地質は大部分が花崗岩 とその変質した花崗岩で出来ている。しかし高原の中央に「へ」の字型にそびえている神野山(612㍍)はバンレイ岩という堅い岩が浸食に耐え準平原中に残ったものいで地形上「残丘」と称する。この山は附近の人々の信仰の中心となりまた毎年ツツジの咲... 続きをみる

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  • 薬師寺近くのうのんから 今週のお勧めのほん

    巫女は古代で政治的に大きな役割を果たしていました。しかしながら 仏教が日本に入って来てからは 巫女は片隅に追いやられました。しかしながら 今も各地でその存在は活躍されています。それは 民間の知の ゆるぎに知の結晶 語り をえがかれています

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  • 薬師寺近くのうのんから 大和の気象歳事記

    大和の自然 地形 浸食したのち隆起 奈良盆地から東方は400㍍から500㍍の高さの山々が屏風のように続いている。この高原の成因を考えると 学問上「隆起準平原」という。地質時代に山々が長い間の浸食によって起伏がほとんどなくなって準平原となった地形が現在のところまで隆起したものである。そして四方は陥没... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのんから 認知症予防活動のお知らせ

    私達昨年10月に 大人のサークル 「actなら」を立上げました。目的は 認知症予防です。私達メンバーは親の認知症の介護を行なっている また行なっていたメンバーです。 私の場合父親が亡くなり母親の認知症が顕著に現れ日々の補助が必要になってきました。そこで 会社を辞め 母親と実家で生活し 認知症の親の... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和の気象歳事記

    大和の自然 水食作用 大和の温暖多雨の気候は樹木を繁茂させ 紀伊の国の名は「木ノ国」から起こっているといわれ 吉野山地もその特色を示している。山頂部付近にはいまなお原始林で覆われ 昔ながらの森林美を味わうことが出来る。弥山付近にはトガサワラなどの原始林やオオヤマレンゲ自生地があり天然記念物に指定さ... 続きをみる

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  • 薬師寺近くのうのんから 大和の気象歳事記

    大和の自然 吉野の高山の特色 居岩あらわな断崖絶壁  倭の南吉野山地は東西軸に褶曲した紀伊山脈の一部であるが 現在の山かたちは南から浸食している十津川北山川の横谷と北方吉野川の支流とのため切られて、東から台高山脈 大峯山脈 伯母子山地に三分され それぞれ特色をもつ山かたちを示している。一般に壮年期... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和の気象歳事記

    大和の自然 大和の気象の話 奈良の地形と気象   気温 気温の年変化型は理想的な内陸性変化を示していますが 数字から得られる気温統計だけでは、県内の気温分布の実相を知ることが出来ません。大和平野及び北東丘陵地は、西部生駒金剛山越気流の影響をうけて、気温編変化を起こすが、吉野山間部とくに奥吉野区域は... 続きをみる

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  • 薬師寺近くのうのんから 大和の気象歳事記

    大和の自然  複雑な地形の影響   外部資料 大台は不連続的豪雨区t大和のの気象気候は一般的に温州であって 大災害を受けなのが特徴です。飛鳥奈良時朝の文化が発達したのも、その為だろうとさえ伝えられていあます。それは西部国境に 生駒 信貴 葛城 の諸山脈があたかも屏風のようにそびえ南部大半および東部... 続きをみる

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  • 薬師寺近くのうのんから 大和の気象歳事記 テングが嫌う若草山

    明日香村豊浦に「いかつちの岡」がある。雄略天皇の御代小子郎の晒軽が、ある大雷雨の日 勅使によって雷神を豊浦の里で捕らえて天狗に供した所と伝えられている。秋篠寺、二階堂指柳をはじめ ここだけは雷の絶対落ちない所と言伝えられているところが多い。いずれも落雷の災厄にこりて こんな伝説を作ったものだろう。... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から大和の気象歳事記 大和の自然

    落雷せぬ二階堂指柳  干ばつでは 竜  ヘビ 壺がでてくる。神殿の竜腹寺の由来は悲しい感を与える 大干ばつの年 小竜が村人の願いを入れて 一身を犠牲にして竜女成仏の願を受け大雨を降らした。しかし身は三体に切られた。その腹をとむらったのが竜腹寺であり 他に竜腹寺 竜尾寺もあるという。岡寺の境内にある... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から 大和の自然

    伝説にあらわれた気象 どの地でもはげしい気象現象があると、それは必ずその地の伝説として残っている。したがって 伝説を調べることによって、気象の大勢を知り得るという逆論理が成り立つ。 大和は歴史の古い国だけに 伝説もかなり多く、それだけ気象に関する伝説も多い。そのうち特に多いのは 洪水 干魃 落雷で... 続きをみる

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  • 薬師寺近くの うのん から今週のお勧めの本

    日本の四季は心に響くものですね。  これに感動するのは日本に生れたことに感謝したいものですね

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  • 薬師寺近くの うのん から今週のお勧めの本

    これからは 登山にいい季節 中高年になって 初めて登山をされる方々 楽しみましょう その前に 準備は十分過ぎる位に 無理をしないで安全第一に!!!!! 我々のサークル「actなら」では 先ず安全に体力を残して 最も体力の弱い方合わせて 登山を楽しむように心掛けています。体力 気力 知力を維持し 養... 続きをみる

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