薬師寺近くのうのんから大和気象歳時記
薬師寺
時期は春になりますが 花会式 という行事があります。
この時には 金堂の回りを松明を盛った鬼が走ります。
その鬼のごちそう です。
酢の物 ほうれん草
煮しめ 高野豆腐 椎茸 人参 蓮根 湯葉 きぬさや
ほうれん草の白和え
煮豆
高野豆腐を戻して 拍子切りにし、油でいため 酢と塩で人間の肉に見立て リボン状に切った昆布を水に浸し柔らかくして炒め酢と醤油で味付けして人間の皮膚に見立てたものをそれぞれ 高杯に盛っています。
このごちそうは僧侶が鬼の前に運び、値頃塗りの杯になみなみとお酒を注ぎ鬼が酔うまで注がれました その酔った鬼が松明を持って 暴れ回りました。これが 「鬼追い式」です。
などなどです