外部資料

東大寺西北の大門を転害門という。手貝門・手搔門・手蓋門とも書いた。東大寺創建にさいして、宇佐八幡が迎えられたとき、八幡がこの門から入って、みちみち殺生禁断されたので、転害門と名づけたというし、手向山八幡の転害門の渡御がこの門まで行われるからだともいう。また大仏開眼の導師として天竺から菩提僧正がきたとき、待っていた行基がこの門のところで手招きしたので、手掻門という。またこの門は景清門ともいわれるが、それは鎌倉時代に大仏再建に力をつくした源頼朝が大仏供養に奈良へ来るとき、悪七兵衛景清がこの門にかくれて頼朝を暗殺しようとしたことからそうよばれれるという。

■住所奈良県奈良市七条1丁目11－14
■℡0742‐43－8152
■✉honcafeunon.nara.nisinokyo＠gmail.com