「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

外部資料

飛鳥時代に、中国や朝鮮半島を経て、牛乳の飲用や「酪」や「蘇」などという乳製品が伝えられている。酪や蘇は一種のチーズにあたるように思われているが、今の作り方と違って牛乳を煮詰めて固めたものである。
蘇はだれしも食べられたものではなく、貴族の間で薬のようにして、また特別な宴を開く時にだけ用いたもので
、平城京跡から木簡にも蘇という文字が残され、諸国から都へ献上されたことがわかる。
蘇は ほんのりと甘味を感じ、香ばしい味がする。
その昔貴族の女性たちが美容と不老長寿を期待して食べたであろう蘇の味である。

■住所奈良県奈良市七条1丁目11-14
■℡0742‐43‐8152
■✉honcafeunon.nara.nisinokyo@gmail.com

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