「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

正暦寺の 中風封じのかぼちゃ料理

外部資料

奈良市東南部 菩提山川に沿ったところに 正暦寺がある。
正暦寺は正暦三年(992)に関白藤原兼家の子兼俊によって建立された寺である。古くから真言宗の道場として修二会 仏生会 厄除け祈祷など種々の行事が行われている。
寺の行事の一つに、冬至の日に「中風封じ」の祈祷が行われ、カボチャ料理を参拝者に食べさせている。
大和では、古くから、冬至の日にカボチャを食べると中風にかからないと言い伝えがあって、夏に収穫したカボチャを冬至まで大事に保存しておく。
正暦寺のカボチャ料理は約50年ほど前から始められたとのことである。
献立は味噌汁 揚げ物 煮物 酢の物 和え物 漬物にいたるまでカボチャが使われ ご飯にもカボチャが入っている。
冬至の日には千人以上のカボチャ料理が用意されるようである。
荘厳なお寺いただくカボチャ料理は、身についておいしく 中風封じの御利益がらうように感じれれる。



■住所奈良県奈良市七条1丁目11-14
■℡0742‐43‐8152
■✉honcafeunon.nara.nisinokyo@gmail.com

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