「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

薬師寺近くから 大和の気象歳時記№68 雨乞の種々相

傘堂
三つ目の当麻町新在家にある傘堂です。当麻山口神社の北 大池の東にある傘を広げた形も小堂dれす。もとは鐘が掛けられ阿弥陀仏が祀られていました。この傘堂の詣でれば四苦(生れる 生きる 病めの 死の苦しみ みを指す)の最後の死苦」から逃れうる。という信仰があります。傘堂に三度祈願すれば 長い病でも人に世話をかけず 自分も苦しむことなく往生できるとされ 命おわる時は雨が降らず 迷惑をかけることもないといわれています。天気が良いので沢山の人がお別れに呉れるとも 「西国名所図絵」には次のように記されています。
新宮鳥井(当麻山口神社)の傍にあり軒にて風二間四方中心に柱一本を立てる。長サ凡八尺大サ凡一尺三寸四方。心柱一本を以てw造るが故に俗に傘堂といふ。岩谷越の旅人ここに下るなり。此の堂は前の領主は本田候の菩提の為に恩顧の臣領地の農民等相談ひて建てる所也。軒の瓦の面に本の字をば印すは其証也。心柱の上の方に扉ありて左右に開くべく作り足たり。此の内に君候の霊牌を納む。長くなるので以下は割愛します。

傘堂 笠堂 傘堂をみていただきました。それぞれの思いをこめたかさ堂であるが お天気と関係のある新在家の傘堂を見て帰った後稚拙な傘堂でありますが 私の想いをこめて作ってみました。吊してある鐘は印度から帰ってきた友人に貰ったもので高さは約30糎。

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