「うのん」の気象歳時記ブログ

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薬師寺近くの うのん から大和の気象歳時記

大和の自然

鈴蘭

外部資料
大和地方の低い高原にどうして典型的な寒地性植物が自生しているかは ナゾである。
地質時代から 今までの間に地球の北半球の変遷について考えてみたい。
地質時代の第3紀の終わり 鮮新世のころから第4紀洪積世の中期にかけて 北半球一帯が寒冷におおわれることがあった。この時期に寒地性植物が その生存地域を南地方まで広げ 低緯度地帯に至まで進出した しかしこの期間の次には北半球一帯に再び気温が上がり 今まで南下した 鈴蘭は絶滅し また寒地やより高い山岳地帯に移ったと考えられる。

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