薬師寺近くの うのん から大和の気象歳時記
行者さえ引き返す 険しい切り立た南大和
八経が岳 外部資料
山上ヶ岳は修験道の根本道場として 今なお女人結界の霊山で 夏に白衣の登山者が多い
浸食にたえて生じた巨岩絶壁の地形をその行場として用いたのである。その西方の稲村ヶ岳がノコギリ状の鋭い峯を持ってそびえているのを除くと ほとんど「奥駆」と呼ばれ山上ヶ岳以南の修験道の行場道に沿い俊峯が列をなしている。すなわち修験道の行場に1500㍍以上の険しい山々を選んだことになる。
大普賢岳付近は東側に大絶壁が連なり 行者環岳は南側が急に切り立っち 行者さえ引き返したことから この名前が付いたと伝説がある。