「うのん」の気象歳時記ブログ

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薬師寺近くのうのんから 大和の気象歳時記

大和の自然

亀の瀬の地滑り
大坂 奈良間の鉄道は後の国鉄(現JR)の関西本線として重要性を増した 開設から40年の歳月を経たこの鉄道に昭和7年に 渓谷の亀の瀬トンネル付近に地滑りが発生し 「亀の瀬の地滑り」と称し当時新聞などを騒がした。

外部資料

外部資料

この地滑りは周囲十万坪が北方から大和川底に滑り出した。北方山腹の亀裂は日ごとに大きくなり大移動距離は水平に52㍍垂直に15㍍大型割れが生じ 家屋は倒れ 田は裂け 畑は崩れ トンネル内部は陥落崩壊して鉄道不通となった。このため鉄道は不通となった。
地滑り地帯の東西に臨時駅をもう受け徒歩連絡をし峠をこ越す人々が列をなし 中には人を運ぶカゴ屋まで出来た。

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