「うのん」の気象歳時記ブログ

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薬師寺近くのうのんから 大和の気象歳時記

大和の自然

大峯山頂 外部資料


山上岳一帯の大峯は年中強い西風を受けている所で 樹木の枝葉などには完全に東にたなびいて育っている。このためか山上ヶ岳は大台ヶ原よりも気温変化の較差が大である。大峯山系北部一帯は西風のもたらした気流によって降る雨は 西風気流の山岳による強制上昇気流に変るさいの雨らしい。この西風は大峯からさらに東に進み、台高山脈にも当然ぶるかる。
台高山脈では南東気流の激しい際 西風がこれに衝突すると これが大台の豪雨の十分条件を提供するのではないだろうか。たとえ台風が出現しても豪雨のないときがあり こんな場合いは西風になる十分条件を欠くことになる。


大峯山系の南部 釈迦ヶ岳を 中心とする一帯は大峯山 大台ヶ原山の中間にあり 荒神ヶ丘付近は山魂上にある気魂の北西気流に刺激された不安定度の解消にあると考えられる。和歌山県東部の豪雨機構と同一と思われる 
この辺りの山々の天候は複雑と思われる。

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