「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

薬師寺近くのうのんから 大和の気象

大和の自然と

大和高原を平地部の人々は東山と呼んでいる。それは 金剛山や生駒山と異なった性格の山とは感がえられないからである。東山中へ行くのに 室生口大野」から馳
から 天理 奈良から車で簡単に行ける。友田 白石の都祁村は こんな山中にこんな大きな盆地があるのに驚きを感じるところである。この地方の民謡に「友田 白石基盤の表・・・」のとうり平地面が続いている。こんな盆地の凹地が高原上にいくつもありこれらにいくつも村落が分布そている。北から月ヶ瀬村 奈良市柳生 大柳生 山添村 天理市福住 室生村などの村々である。この様な村落は国中(くんなか)に村が出来たころと同じ縄文式土器時代にぼつぼつ村が出来たらしい。高塚(都祁村)から発掘された多くの土器でもわかる。高原の村落は共通的に凹地の平地面に分布しているが 低地は長らく湿地であったので水田となり村落は周囲の小高い土地を選んでいる。この場所は水が清く 土地高で住居に適しているので 自然に村落ができたのであろう。今日都祁の蘭生 友田と呼ぶ地域は平安朝にすでにあって この地域は興福寺の支配をうけていた庄園で 蘭生庄 友田庄 の字がついた。この周辺に竹藪や 城の前の小字名が残るのは 戦国時代の大和武士が活躍した城跡である この辺りの村のかたちは殆どその頃にでいたものである。

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