「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

薬師寺近くから 大和の気象歳時記№148 天気俚諺

外部資料

ニワトリが夕方おそくまで餌をあさる翌日は雨が降る  黒滝村
鴬が低く舞うと雨
朝鳩鳴いたら鞍置くな
夕方トンビに傘直せ 下北山村
燕が低く飛ぶと雨近い
南の国からはるばる飛んで来たツバメは 地面や田甫の水面すれすれに飛び交うのをみかける時がある。低気圧が近付いてくると気温や湿度が高くなり 昆虫の発生も増えてくる。発生したばかりの虫たちは低い所を低迷しているため ツバメはここぞとばかり飛びながらこれを捕らえる。ひなの育成期にあたる5~6月にはひな育てにいそしみ 頻繁に虫を捕らえて巣に戻る いつも頭上を飛んでいるつばめが低空飛行をするのを見るとき人間は低気圧の接近を(雨のちかいこと)を知ります。


外部資料
川魚が川砂を食べていると大水が出る
あめの魚が砂を食っていると 近いうちに大水が出る。
上北山村


昆虫

外部資料

虫が空中に飛ぶ舞う翌日は雨になる 黒滝村
蜂の巣が低ければ風は強い 髙いところに巣を作れば台風はこない 明日香村
雨が近いと ムカデの足が赤くなる
夕刻にクモの巣が外へ張ると明日は天気 月ヶ瀬村
蜂が姿をかくすとき雨 御所市
コーロギが鳴き出せば暴風雨はやんでくる

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