うのんのブログ

奈良西の京薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

薬師寺近くから 大和の気象歳時記№104

雪の積もった記録
 雪の積もった朝は異様に静かである。六花の結晶が来雑音を吸収して呉るからでしょう。今一つ窓ごしに外が明るい。夜のうちに音なく降り積もった雪は垣根の上に綿帽子をかぶせ辺り一面を銀世界と化して無垢の世界があらわれる。日頃は布団のぬくもりをたのしんでいるが 雪の朝は未練を残さず跳ね起きて新聞を取りにゆく。積もった雪に敬意を表しなるべく歩数を少なく気を使った。 キュキュと雪を踏む靴音を確かめながら道を歩く。「わしら若い頃はヨー よく雪積もったもんヤ」という声を耳にする。極めて珍しい記憶 鮮明な想出がも年を過ぎるとそれが毎年訪れた様な錯覚に陥り易く 県下の雪の降り具合や積もった記録を調べると、雪降りの日数の非常に多い年があるかと思えば 全くと云ってもよい年もあって 雪の積もり方にもクセがあって十一年或いは二十五年説を唱える人がある。
写真は外部資料

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