「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

薬師寺近くから 大和の気象歳時記№72 雨乞の種々相

くず神社

南之庄の国津神社は農業神 水神としてふるくから尊信されていました。当社背後の柏峰に二十数個の岩石群があり 国津明神の鎮る磐座といわれ古代人の民俗信仰の名残ともみられます。

国津神社に「雨請」願満のお礼に奉納された御手洗です。


甲岡の国津神社棟札には九頭大明神と書かれています。このほか「雨願灯籠」「祈雨奉賽」と刻まれた灯籠からは切ない雨ごいがうかがわれ更に「九頭大明神」と刻まれた奉献灯籠は九頭明神が国津神社に合祭されているためであろう。 ここでも国津と九頭が同一との考えが根強い。


友田 来迎寺の国津神社は水分の神社に 相合の国津神社は山口神社にそれぞれ合祀されている。藺生に葛神社があって図から少し離れた榛原町山辺にも同名の神社があります。

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