「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

薬師寺花会式 藥師寺縁起絵巻 薬師寺近くの「うのん」から大和気象歳時記

外部資料
藥師寺縁起絵巻から 薬師如来像を鋳造の一場面
藥師寺は 天武天皇が皇后の病気平癒のため建立した。おの皇后(後の持統天皇)まもなく回復したが天武天皇が病に倒れ亡くなってしまう。夫の遺志を引継ぎ みずから持統天皇として即位し、藤原京への遷都を成し遂げ薬師寺造営も完成させた。
その藤原京は三方が山に囲まれ明媚な土地であったが、飛鳥川が南に流れ 朱雀大路を阻んでいた。それに対して奈良盆地にある平城京は南が大きく開けてモデルとなった唐の長安の長安城の立地に近く、元明天皇は、平城遷都のあと、薬師寺を平城京 南西部に移されました。
平城京の薬師寺に対して 最初の藤原京に造られた薬師寺は「本薬師寺(もとやくしじ)」と呼ばれてます。薬師寺の伽藍の規模は本薬師寺とほぼ同じ。「薬師寺式伽藍配置」もそのまま継承されてます。10世紀ごろまでは存続していたが しだいに衰退し、今は礎石のみ残っています。

■住所  630-8053奈良県奈良市七条1丁目11-14
■℡   0742-43-8152

×

非ログインユーザーとして返信する