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#般若寺の文殊菩薩

外部資料


外部資料

奈良市般若寺町 般若寺も文殊菩像を寺として文殊会が行われている。
寺は飛鳥時代の創建さしく、聖武天皇の頃に般若寺千坊とよばれる大寺があったが、治承4年(1180)の平重衡(しげひら)に焼かれてのち荒廃し、文永5年(1268)西大寺叡尊(えいそん)らの努力によって再興した。創建当初の本尊文殊菩薩像は治承の兵火に焼かれたのか現存していない。建長元年(1249)仏師善慶によって丈六の文殊菩薩像が着工され、その子、義春が文永4年(1267)に完成したが、これも永禄十年(1567)三好松永の乱で焼亡した。しかし、経蔵安羅の文殊騎獅像が幸い兵火からのがれたので、この像が現在の本尊として文殊堂にまつられている。
鎌倉時代後期、仏師康俊(運慶の孫)の作として重要文化財に指定されている。
その文殊会は4月25日に行ない、護摩をたいて厄払いをし、また子供の知恵の祈祷などがある。



■住所 630-8053奈良県奈良市七条1丁目11-14
■℡  0742-43-8152

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