「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

大和の雨乞の歴史
日本書記には白鳳四年旱魃飢餓の記録がある。
天平宝字七年(763)五月二十八日条に「奉幣帛子四畿内郡神 其丹生生河上神者加黒毛馬帛也」「延喜式」祈雨神祭のなかに「丹生川上社 貴布彌社黒毛馬一疋 中略 其霖雨不止祭料亦同 但馬用白毛 凡奉弊円生川上神者 大和社神主随使向社奉之」大倭神主註進状に「此神者雨神也祈雨止霖雨奉弊」とある。淳仁天皇天平宝字七年(763)五月の奉弊雨乞 光仁天皇宝亀六年(775)奉幣祈暗を始め歴代朝定の崇敬は篤く行幸啓五十余度 応仁乱事に至る迄神祇遣回数九十六回に及んだ。現代の民間信仰は水を扱つかう一家の主婦 農 林業者 水道設備 ダム 水力発電業者等の守護神としてあがめられている。拝殿にある電力会社の絵馬は有名である。

×

非ログインユーザーとして返信する