「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

薬師寺近くの うのん から 大和の気象歳時記

薬師寺周辺
三松寺 端雲山三松禅寺
地元では 親しみを込めて 三松寺(さんしょうじ)さん と呼んでます。
薬師寺から大池」(勝間田池)の南へ 細い道を行くと 途中天武神社がありそのまま 南に進むと(1分以内)右側(西側)に三松寺があります。  外部資料白から

県下で最も整った禅道場を持つ三松寺には我々人並の艶やかな話がある。
三松寺東側墓地には大きな背の高い地蔵様がお立ちである。その下に小さなヨダレカケをした大きな地蔵様の前立ちの様にお立ちの地蔵様がある。これがお艶地蔵である。固苦しい武家社会にあってこの種の話はなかなか粋な話である。
宝暦3年大和郡山城家老松下将藍が 江戸で妾婦お艶を囲う。
大和郡山に帰省に際してお艶は箱根の関所守の許しをえられないので 芦ノ湖に入水して白蛇となり 毎夜家老を苦しめた。
これを見た正妻が三松寺住持の導きにより 地蔵様を一彫一拝して地蔵尊を作った。その名を「お艶地蔵」と称し邪念を解きたるもって 「縁切り地蔵」とも申され 庶民の信仰となった。
白蛇は自然石に変化してその白骨は津屋神なる厨子の中に祀られている。

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