「うのん」の気象歳時記ブログ

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薬師寺近くから 大和の気象歳時記

大台ヶ原山の大雨
昔は大台ヶ原山は魔の山といわれ 古くから宗教的に開発された大峯山とは、大正的に、登る人もない未開の山であって まったく山のようすはわからなかった。「大台ヶ原山には大な池があって 東風の時はその水が紀ノ川にあふり出され、西風では宮川へ、北風なれば、熊野川へあふれ出されて、雨が降らなくとも川は増水してくる。」といわれた。世はだんだん開けて 水の正体は池ではなく雨であることがわかって、土地の局地件豪雨を指して「背振り」というようになった。

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