「うのん」の気象歳時記ブログ

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薬師寺近くのうのんから 大和の気象歳時記

大和の自然 水害南部2
昭和28年7月18日の奥吉野の豪雨があった。これは日本海中部の低気圧から南にのびた不連続線のため起こったもので 吉野熊野の山岳地帯へ南西気流が集中して局地的豪雨となり 十津川筋の一部に550㎜の7雨が集中した。大塔 野迫川 十津川の各村では山崩れのため 家屋が倒壊あるいは埋没流失して 死者野迫川村で20名 大塔村7名を出した 交通 通信は全く途絶え 食料事務所は流失し手持ちのp主食は2日分しかなく 完全に陸の孤島化したため 十津川村長は無電で救援を要請し 県もヘリコプターで食料を投下を行なうほどのものであった。損害であった。
時で4億円以上で相当なものであった。
和歌山県では竜神 花園などで これ以上の参害を受けた しかも雨量は十津川筋の長戸の阪本などが最大であったのは 紀伊半島の洪水害に幾多の宿題をのこしている。十津川の川床が深く水はけが良いことに原因しているようで 今後山肌が削り取られたり  山ひだの土砂がそのスソを走る道路に崩れ落ち山津波となることを避けられればこの類の災害は少なくなるであろう。奥吉野の山肌は風化土が厚く堆積していて 一時的な自然ダムをつくるのが原因で山林の乱伐は直接原因ではないようである。

外部資料  和歌山県のモノである

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