「うのん」の気象歳時記ブログ

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薬師寺近くの うのん から 大和の気象歳事記

大和の自然 南は豪雨北は乾燥


外部資料

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 大和を吉野川で南部と北部に分けると 北部の乾燥に対して南部は大雨湿地となっている。これは大和平原の干魃や吉野山間部の大雨が有名である。
昭和の始め(確か3年?)7月16日日本列島東方海上に強い高気圧があって 日本海から近畿地方までをその勢力圏内におさめた。一方宮崎県南東部沖100㌖附近では強い台風8号があった。(995ミリバール以上 古い資料からです。)西日本は広い地域で東寄りの強い風が吹いていた。梅雨明け以来大和平野各地では雨らしい雨も降らず 湿度は低下午後には」湿度65% 東北東の風 11.2㍍となった。この日桜井市西口で失火による火の手が午後1時にあがり 消化まで6時間掛かる大火事となった。しかしながら大台ヶ原では台風8号の影響を受け この日 日量352㎜ 山裾の河合では142㎜の大雨が降っていた。
即ち奈良県南部の山岳地帯ではごうう北部平坦地は東寄りのかなり乾いた強い風が吹走している特異な気象状況であった。

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