「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

薬師寺近くの うのん から 大和の自然

伝説にあらわれた気象
どの地でもはげしい気象現象があると、それは必ずその地の伝説として残っている。したがって 伝説を調べることによって、気象の大勢を知り得るという逆論理が成り立つ。
大和は歴史の古い国だけに 伝説もかなり多く、それだけ気象に関する伝説も多い。そのうち特に多いのは 洪水 干魃 落雷で この三種の気象災害が事実上災害の王者であるのも、われわれの興味を大いにそそる。
大和川の各支流は昔から氾濫していたらしく 地蔵尊が洪水で流されてそこで祭るようになったという。「初瀬町の流れ地蔵」「新薬師寺十二神将像」「宗桧村城戸の川合地蔵」など非常に多い。変ったのは賀名生の丹生神社が丹生川上社の流れ留り社だという説、等などがあります。

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