薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記
「河合町郷土風土紀之歌歌子供の遊び歌里歌其他」
祝歌
「臼引の歌」
ウスよ廻れ廻れ
ウスごと廻れ
そばの籾入れ
なお廻れ
押したり
引いたり
押したり引いたり
サッサ押せ押せ
下関までも
押せばみあなとに
舟がつく
押したり引いたり
押したり引いたり
(佐味田)
娘やるなら佐味田へやるな
佐味田ムシロどこ手が荒れる
娘やるなら
佐味田へやるな
新村佐味田は
ムシロどこ
(佐味田)
注 ムシロ(寧)織は
明治初期より昭和3十年頃まで藁仕事であるから手が荒れるし一日座りづめで手足にも力の入れる仕事で 女の人には重労働であった