「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

「川上村の昔話」から
「泣き菜の由来」
その葉にな、粒が一つついとんですわ。あれは特徴や、あれはな。そういうことから、そのことの話、泣き菜に涙が落ちて、葉へたまったというようなことになっとんじゃろ、あれは。なあ。
嫁がないとんですやろうな、姑にいじめられて。それが落ちて葉にかかったのが、ああな玉になったという。ちょっとした玉あるんや、米粒ほどのなあ。
それを、なあ、持て帰って食べるんのやで。
おいしいんやで、あれ。

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