「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

三松寺
一昨日紹介いたしました 天武神社から 南へ徒歩2分ぐらいの所に 三松寺はあります。

県下で一番整った禅道場を持つ三松寺には我々人並みのつややかな話がある。
三松寺東側に大きな地蔵がお立ちです。この大きな地蔵様が 艶地蔵といいます。


宝暦三年 大和郡山城の城代家老 松下将藍が 江戸で妾婦お艶を囲う。
大和郡山への帰省に際し箱根の関所守の許しを得られないので芦ノ湖に入水して白蛇となり、毎夜家老を苦しめた。
これを見た正妻が三松寺の住職の導きにより地蔵を一彫一拝して地蔵尊を作った。その名をお艶地蔵と称し、邪気を解きたるをもって、「縁切り地蔵」といわれ庶民の信仰となる。

×

非ログインユーザーとして返信する