「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

「神野の民話」から
「宮殿跡」(産殿)
天狗岩から少し登る所小石や石垣が積まれた平らな所がある。これが昔の宮殿または産殿と言われる所である。昔子どもは神の授かりものと言われた。産み月が来た女性たちは、けやきの木の陰のこの産殿にこもり、みそぎはらいを繰りかえして神の計画されたのが子であり、その名残りは今でも、各大字の神社の氏子として残り生きているのである、今その前の復活が計画されている。(昭和63年 1988年 当時)



「憩いの森」
県立自然公園の一画となった神野山」のオクボ谷を緑で囲み、登山する人の憩いの場にしようと計画昭和50年頃(1975年)であった。
そして、昭和53年4月に県主催の植樹祭がこの地で行なわれ、多くの人があつまって記念の植樹をした。地元緑の少年団も参加し、盛大な行事であった。それらの木々は、今着実に根をおろし、人々のいこいの場となっている。そして又、この行事をきっかけに、県百年の森の造成が出発したのである。

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