「うのん」の気象歳時記ブログ

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大和の自然
生きた化石植物メタセコイアと好一体トガサワラ 2

外部資料

トガサワラはメタセコイアと同様の運命をたどった、別の生きた化石植物である。数百万年前の第三紀時代には 北半球に広く分布していた植物であることは、この植物の化石から照明されるが、地質時代の寒冷期には殆ど絶滅してしまったのである。しかし アメリカの一小局部 日本の一小局部だけにこの属の植物の子孫が残存している。
アメリカのものは7明治元年(1867年)にフランス人にが生きた化石植物とは知らずに 珍しい新属の植物として「シュードッカ」と名付け 日本のものは 徳川時代に紀州の畔田重兵衞氏が、珍しい森林植物、「皮木」あるいは「トガサワラ」などと記録していた。その後」明治26年(1893年)これを科学的に研究した結果 アメリカの シュガードッカ とは同属であるが種類的には別種であることがわかった。
その後 この植物は大和 紀州 土佐の一小局部のみであり しかも吉野郡 三之公川付近には植物の大純林があり 大台ヶ原にはこの巨樹群があるこ残った化石植物である。

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