「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

昨日まで「吉野の民話」のお話を紹介していました。
今日からは 当店で所蔵している書物の中から
「大和郡山の語り伝えたい ふるさと民話  稗田の村と広大寺池」
の紹介です。
専門家の方々にご満足頂けるモノが殆どですが、
大和の歴史 文化に触れる機会になることを 願いながら、 
ここで、紹介いたしますモノは、お子様に 読み聞かせ出来るようなものをえらんでいます。
この本は 「こおりやま民話絵本の会」発行のものです。


みんなの生まれる、ずっとずっと前、とんとむかしのこと。
みんな大好き、あったかご飯。
そのご飯の種が隣の国からやってきた。
どれどれ、あの船をのぞいてみよう。


「あ、こめっちーだ。」


日本にやってきたこめっちー。」
あちこちでひっぱりだこ。」
おかげでだんだん
ご飯を食べられるようになったんだね。



そして今から1400年前
飛鳥時代のこと。聖徳太子さまという
偉い方が、
天皇を助け国を
治めておられた。


隣の国々に使いを出し、
外国からもたくさんの人がきて
国づくりを手伝ったんだ。
一度に十人のことばを、聞き分けていらしゃったそうだよ。

薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

今朝NHKで吉野のこの季節ならではの雲海と桜の幻想的な風景写真の紹介がりました。
今年は 写真でがまんです
その桜を見に行ったら必ずお参りする神社
金峯神社です。
「吉野の民話」から
金峯神社

外部資料

外部資料

金峯神社は、奥千本と呼ばれるあたりにあります。古くから金峯山をお守りする神社として多くの人々がおまいりをしてきました。中でも宇多天皇、白河天皇、藤原道長などが信仰を寄せたことは古くからの書物、宝物によって明らかになっています。また、金峯神社から少し下がった所に、「義経の隠れ塔」があります。


吉野にはお寺、神社を中心に名所、旧跡が多くあります。春になると、下千本、中千本、奥千本と次々に桜の花が咲き、多くの人々が訪れます。また桜の季節だけでなく、初夏の新緑も爽やかで、夏には林間学校、大峰山修行などでにぎわい、秋の紅葉、冬の雪景色など一年を通して、吉野を訪れる人々を温かく迎えてくれます。
また、平成14年(2001年)に役行者霊蹟礼所巡礼」が開創されました。そのうち、九ヶ所が吉野山にあります。

薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

「吉野の民話」から
「吉野の名所・旧跡」
「吉水神社」

外部資料


吉水神社は、かつては吉水院と呼ばれていました。役行者が建てたのが始まりとも言われ、兄源頼朝との争いに敗れた義経が隠れ、後醍醐天皇もここに住み、豊臣秀吉が吉野の花見に訪れた時、ここに泊まるなど、歴史上の人物が多く訪れた「ことでも有名です。また多くの宝物があり、庭には「義経乗馬の爪痕」「弁慶の力釘」も残っています。


吉野水分神社

外部資料


吉野水分神社のあるあたりは、上千本と呼ばれる桜の名所です。神社は子守神社とも呼ばれています。ここの神は人々の命を養う水を司り、古くから人々はこの神社に降雨を祈りました。やがて、農業を司る神として、人々の信仰を集めました。4月3日には御田植神事も行なわれます。

薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

今日もコロナウイルス感染者数が増えている現状です。
一人一人が気をつけましょう。
民話・神話の舞台そのものの吉野 神秘的空気感を感じる所です。


「吉野の民話」から
「吉野の名所・旧跡」
吉野神社

外部資料

後醍醐天皇をおまつりした神社です。明治21年(1888年)に建てられました。また、今の社殿は昭和3年(1928年)に建てられたものです。この神社のあるあたりに南北朝時代には、吉野にこもった後醍醐天皇をお守りする砦が置かれたこともありました。


勝手神社

外部資料


勝手神社は金峯山の入口にあり、吉野山口神社とも呼ばれています。金峯山をお守りする山の神、人々を養う水を司る神、戦いの神として有名です。またこのあたりには奈良県天然記念物であるコウヤマキの群落があり、豊かな自然が残るところです。

薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

「吉野の民話」から
吉野の名所・旧跡
大日寺

外部資料


大日寺は、平安時代に作られた五智(ごち)如来をおまつりするお寺です。大日如来を中心に四体の如来が周囲に座られています。また、南北朝時代に護良親王の身代わりとなった村上義光、義隆の墓所のあるところです。


本善寺

外部資料


本善寺は、文明八(1476)年に蓮如上人が開いた浄土真宗のお寺です。城郭のような構えの名刹です。寺の中には、蓮如作の歌を刻んだ碑があります。今も寺を訪れる人の姿が絶えません。