「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

薬師寺から少し離れて

外部資料
「多聞院日記」文明十年九月十日条に大熊と書く。中世は秋篠寺嶺忍熊王子の墓と伝えるところがある。「大和志料」には「応神帝の庶兄に押熊王あり。事躊国史に詳かなり。」とある。奈良町風土記にはこの町に忍熊王子ゆかりの旧蹟がある。
忍熊王子は仲哀天皇と皇妃大中姫との間にうまれられた皇子である。忍熊王子は仲哀天皇の皇后神功皇后との間に生れた後の応神天皇をともなって神功皇后が九州から関西へお帰りになるというので 新しく生れた皇子が将来 天皇になられるのだと信じ兄の皇子と皇后の帰りを渋路で迎えようとされたが 兄の皇子が亡くなられたので 忍熊王子は住吉に退いて戦って敗北し、菟道(宇治)に逃げ逢坂で再び武内宿称と戦い ここでも敗れ ついに近江の瀬田に遁れてなくなった。」と日本書記にある。

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