「うのん」の気象歳時記ブログ

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薬師寺近くの うのん から大和の気象歳時記

大和の自然 
ツルマンリョウ

 外部資料 台湾のツルマンリョウ


ツルマンリョウは ヤブコウジ科の植物で 常緑のツル状に茎がフク枝状にはっている低木であって、7月上旬から8月上旬ごろまで小さい黄白色の花が継続して咲き マンリョウのような赤色の果実が熟すのは 翌年の9月中、下旬であって時には赤熟黒実が翌々年の夏ころまで茎についていることもあるy。またよく見ると雄雌異株の植物である。
ツルマンリョウは久しい間台湾 鹿児島の屋久島 遠く隔たった大和の妹山にのみナゾのように不連続的分布(隔離分布)をしているものとして 植物分布生態学上問題とされていた。特に大和のモノは それが自制的に広がったのではないかと考えることもできる。
しかし 大和のツルマンリョウは 大和内他でも群生しとり 人為的分布ではなく 暖熱期時代の残存植物であると考えられる。

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