薬師寺近くの うのん から大和の気象歳時記
奈良の鹿
外部資料
奈良の鹿は保護されてきた。しかし 歴史の中でいくらか危険も幾度かあった。その一つが明治維新の時 百般の制度 旧慣に無類の変化があったが 鹿保護の気分も一時大いに緩んだ。そして戦争の場合いである。戦争末期から終戦1~2年にかけては 食料不足のために人に食された鹿があったらしい。また鹿自体食料難で繁殖も良くなく また山中に逃げて野生化するものなどもあり非常にすくなくなった。戦前七百頭から八百頭ぐらいであったといわれているが 終戦後五十頭ぐらいになってしまった。