「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

薬師寺近くの うのん から大和の気象歳時記 鹿


奈良公園には鹿が多くいる。神護景雲2年鹿島から大神を乗せて鹿が奈良に来たと言われているが、鹿は昔から日本の至るところの森林いた。大和地方にも土着の鹿がいたと考えれる。しかしながら街のなかで生息しているのは非常に珍しく長い間人間の保護があったことが解る。
平安時代の貴族の春日信仰には 並々ならぬものがあった。参拝の途中で鹿を見ると吉祥であるとし これを神鹿とあがめた記録が古文書の随所にある。始めは野生の鹿であったがそれを慣れさせる用に努め常住の神鹿としたのではないだろうか 平安中から後期であたと考えれる。

×

非ログインユーザーとして返信する