薬師寺近くの うのん から大和の気象歳時記
大和の自然
田圃
外部資料
平野地と山岳部はどの地域も入り乱れている。地形によっておのずから農業経営の方法が変るが大和の地形はかなり複雑である。 奈良盆地は耕地としては最良の地で水田がよく発達している。二毛作がよく行なわれている。問題は干ばつで 大和川各支流の水量が十分でないので 降水量の少ない日照り天気の続く時には「大和豊年米食わず」の現象をきたす。これは奈良盆地の稲作が多雨の時に豊年で 他の地域とじじょうが違うことを伝えたものである。多数のタメ池が散在し 干ばつ対策が昔から行なわれていたことである。