「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

仏様たちの家の住み心地

外部資料

 仏様たちの家 お堂は一体おのような住み心地の状況なのか 
日本は非常に湿度が高い国。特に夏の多湿は世界的にも有名なぐらいである。もちろん大和も湿度は高い。
しかし お堂のなかは温度は低い。湿度がは温度と逆で、温度が低いほど湿度が上がる。したがって大和のお堂の中は湿度が高い。なかにはびっくりするぐらい高いお堂もある。
奈良の夏場の堂の中の湿度は80~90%である。
お堂の中が涼しいのはいいが 湿っぽさは仏様に悪い影響を与えると考えがちである。モノの保存には、乾燥が良く、湿っぽさは お堂の柱が腐ったり シロアリやカビなどの発生が心配される。このような現象があらわれるお堂は風通しの悪いお堂である。
お堂の住人である 仏様が あちらこちらに長旅によって 木の仏様の体にヒビが入ったり、傷んだりすることもある。しかし 住み慣れたお堂に帰ってくると 自然にその痛みが治ってくる。 適度な湿度が そのお体を守ってくれると思われる。
仏様に会いに行く際 湿度計を持参してみるのもおもしろいと思います。



■住所630-8053奈良県奈良市七条1丁目11‐14
■℡0742-43-8152
■✉honcafeunon.nara.nisinokyo@gmail.com

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