「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

#奈良博覧会 開催

外部資料
第一次博覧会は明治8年(1875)春、80日間にわたって開かれた。会場は東大寺で、東西の両回廊に社寺や旧家の書画・道具類・県内の名産品が陳列された。また大仏殿内には宮内省の許可を得て正倉院宝物を展示した。第一次大会は17万人をこえる観客を集め、盛況のうちに終えることができた。
明治10年には「会場規則」をつくり運営の詳細を決めた。それによると博覧会は年一回春に開くとし、終了後は大仏殿内を会場とし、常設の博覧会小会を設けるとしている。午前8時から午後4時まで 入場料は3銭 小会は午前9時から午後3時入場料は1銭
大会は明治26年までに17回を数えたが 入場者数は第一回目が最大でしだいに減少し、博覧会の経営も苦しくなりっていった。出品物が社寺の宝物が中心となり新鮮味が失い 正倉院宝物の出展が第6次まででおわったことなどがその原因であると考えらえる。



■住所630‐8053奈良県奈良市七条1丁目11‐14
■℡0742‐43-8152
■✉honcafeunon.nara.nisinokyo@gmail.com

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