「うのん」の気象歳時記ブログ

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薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

神仏
日本人の不思議な信仰
江戸時代から明治に変わる騒動のなかで

興福寺 外部資料

江戸時代までの日本人の信仰は、社寺と寺院を同じ場所に建てたり、神も仏もあわせて信仰するなどという不思議なものであった。この習慣を神仏習合といい、仏教がひろがっていった奈良時代の終わりから平安時代のはじめにかけてはじまったものだが、西欧の国々では考えることができない信仰の姿だった。
明治新政府はこうした古い信仰を、思いきって新しいものに変えようと考えた。
そこで神道を国民が一致して信仰できる宗教にしたいという新政府の方針は、大変な事態を招くことになった。
神仏分離を命じた法令をきっかけに、一部の神官たちが神社の境内から仏教的なものをとりのぞくために、実力行使にまでなった。
そのなかで 興福寺は荒れた姿になった。

■住所630‐8053奈良市七条1丁目11‐14
■℡0742‐43-8152
■✉honcafeunon.nara.nisinokyo@gmail.com

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