「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

国中の小麦餅(さぶりな餅)

大和盆地の中央・飛鳥遺跡で知られている橿原市周辺を、大和では国中(くんなか)と呼ぶ。
国中では、 農家の麦の収穫が終わると、その後の田に水を張って田植えをする。田植えの仕事が一段落したとき、新しく収穫した小麦で小麦もちをつくる。これを早苗饗餅(さなぶりもち)という。東北方面では「さなぶり」、四国九州では「さのぼり」といわれているようである。田の神が無事田植えが終わったことを見届けて天に帰る、と信じて田の神に供え、農家の人たちもいただくという農耕神事で半夏生餅(はげつしょうもち)ともいう。


本のある喫茶店 うのん
■住所630-8053奈良県奈良市七条1丁目11-14
■℡:0742-43-8152
■honcafeunon.nara.nisinokyo@gmail.com
https://sites.google.com/

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