「うのん」の気象歳時記ブログ

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薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

「てんりのむかしばなし」の紹介から


今日から「河合町郷土風土記之内童謡子供の遊び里歌 其他」

正月の歌
正月が近づくと子供やで子守をす おばあさん達が歌っていた昔し(昭和30年過ぎまで)はご飯といって食しであった。今のように米ばかりのご飯は正月が秋祭りぐらいあった。魚もなかなか買えない時代には正月に食べるボーダラはごちそうであった。ボーダラは今も正月のごちそう(お節料理)の一つである。餅又はあともいうのは農家の休みには必ずといってよいほど食べるごちそうである。もちも祭り正月以外は主にもだんご粉もちであった。だんごは悪い米を餅米にまぜて渇いた餅粉もちは小米や悪い米を粉にしてつくった餅


正月きたら
なにうれし
お雪のような
ままたべて
わるきのような
ととそえて
ごいのような あもたべて
おこたに入ってねんねこしよ


正月きたら
なにうれし
赤いべべ(着物)
たびはいて
お雪のような
ままたべて
わるきのような
ととそれて
ご石のような
もちたべて
おこたにあたってねんねこしよう

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